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◆2009年8月8日、。 昔の本の写真について・・・ 30年チョッと前の頃から園芸誌に記事を書き始めた、。当時、古典園芸に最も理解の深かった誠文堂新光社の月刊誌「ガーデンライフ」だった、。「宋梅の系統について書け、」と言われれば「はいはい、」てなもんで、こちらの意見など聞いてもらえる雰囲気ではなかったけれど、その内に「こんな企画はどうでしょか、」と自分の意見を言い始めた、。 エビアンの意見が初めて採用されて出版された本は「東洋ラン お棚拝見、」という本だ、。有名棚は地方の愛好家が見たいと思っても、そうはおいそれと見せてもらえるものではないので、出版社が愛好家になり代わって訪問して一流棚の様子や用土、肥料、など管理のあれこれを聞き、いわゆる「お棚拝見」をする、という企画だったからこの本は結構売れた、。 以来、「らん」誌や「園芸マニア」誌に記事を書くようになり現在に至っているけど、蘭界に関わっていながら出版社とも関わったので、出版物の裏側を知ることにもなった、。 「雑誌」(月刊誌)の場合は、編集者と執筆者とが1対1で記事を完成させるので文章や写真の間違いは(この2人の間では、)ほとんど無い、。 ところが、写真集や単行本の場合は、今現在の「デジカメ画像」ではなく「銀鉛写真」(フィルム写真)の時代には、写真は「ネガ、」を陽に透かしたり蛍光灯・乳白板越しの光で見て品種名を決めるのが普通だったから見間違えも多く、おまけに、出版社は蘭の品種名を分からないから、「ネガ」を見て「これは何々、」と品種名を決めるのは蘭界の長老的存在の商人なのが一般的だた、。なんせ年を取っているし、自分の系統の方にある蘭を通そうとするもんだから、出来あがった写真集には品種違いの蘭が掲載される事が多かったものだ、。 なぜ、ここでこんな事を言い出したか、てと、今回の中国蘭ブームを見ていても、「蘭蕙小史」の写真は絶対に「正しい、」という思い込みや決めつけが大前提になっての品種論が多かったように思えるからなんだ、。あれらの本の写真は全部が正しいのか、という疑問を持ち続けている、。 その後の昭和40年代から50年代に出版された多くの写真集には品種違いの写真が多く掲載されているのを知っている人が、「蘭蕙小史」に関しては鵜呑みなのは不思議な光景に映る、。 民国12年の「蘭蕙小史」の時代の方が情報が少なかった事は明白で、昭和55年の誠文堂新光社「中国ラン」の編集時の方が情報も多く写真技術も進歩していたはずなのに、後者には品種違いの写真が掲載されているのを承知の人が、前者の本の写真は全部正しいと思うのは理屈に合わない、。「蘭蕙小史」には著者は居ない、編者だけの本である、つまり、あちこちの寄せ集めの本なんだ、。記事文中には矛盾点がある、。じゃ写真はどうなんだろか、と疑問に思う、。(蘭華譜に関しては、小原栄次郎氏の熱心な執筆監修だから間違いは無いと信じている、)、。(じゃ、蘭蕙小史のどの品種の写真を間違いだと思うんだ、て聞かれても困るんだけどね、)、。 こういう所から、疑問を持って東洋蘭の品種研究などを進めて欲しいと願っている、。 ◆「立秋」も過ぎ、暦の上では秋に入った、。のに、天候は安定しないね、。昨日も中部、北陸、関東、各地方の一部では集中豪雨が降った、。夕立程度はあるにしても、天候は安定する筈の季節だのにね、。 盆休みに入るけど、不幸な事故など無いように、少なくとも天候くらいは安定して欲しいよな~、。
by evian_tn
| 2009-08-08 01:56
| 東洋蘭
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