東洋蘭の楽焼鉢 No.702

◆２００９年９月４日、。　　　　　　東洋蘭の楽焼鉢

九州宮崎県および周辺の人、。地震お見舞い!!,、。大阪がこれほど蒸し暑いんだからね、関東か九州で多少の地震はあるだろ思ってたけど、M6だから少々揺れたでしょね、。

「楽焼鉢」の事を書くことが多いのですが、楽焼鉢の歴史を調べるのは今やエビアンのライフワークとも言えるほどの作業になってます、。ただ、あまり詳しく知られても困るので、なるべく系統立てて繋がらないように、記事は飛び飛びに書くようにしてます、。｡･ﾟ･（｡つ∀≦｡）･ﾟ･｡

誤解のないように、また、損をする人が出ないように、一応書いておきますが・・・エビアンは「楽焼鉢」の歴史を系統的に位置付けて、その誕生から今に至るまでを調べています、。ですから、エビアン個人にとって価値ある楽焼鉢は資料的価値のある楽焼鉢であって、そのことと「骨董的価値」とは必ずしも一致しない別次元の話です、。「骨董的価値」のある鉢は、古いものが高価だとは限らないからです、。

楽焼鉢が誕生し、各種植物用に生産され、時代を追って製法が変化して来る様を調べるのがエビアンには楽しいのです、。
楽焼鉢は、様々に製法が変化し、時代の要求によっても変化し、古典園芸植物が一つの頂点に達した明治末期から大正を経て昭和初期に、「五柳」という天才絵師が世に出て、「五柳」以外にも優れた絵師も登場し、この頃の作品に「骨董的美術的価値」の高いものが作られます、。
ここんとこを整理して、または、区別して、楽焼鉢を御理解頂きたいと思います、。

たとえば、「自然と野生ラン誌・２００９年９月号」４８ページ掲載の「黒楽焼万年青鉢」は、楽焼鉢の歴史を知る上ではこの上も無いほど資料的な価値の高い鉢ですが、価格的にはたかだか１０万円程度の鉢です、。それに比べると、「五柳鉢」と呼ばれる鉢は完成度が素晴らしく、骨董的・美術的価値が高く価格も５０万円～３００万円もします、。
ですから、このことを御理解頂いておかないと、振り回されることになります、。ご自分で理解した上でコレクションされますように希望します、。

画像は「昭和初期の七々子万年青鉢」、。「七々子鉢」の語源に関しては過去スレに書きました、。
大正～昭和初期に製品としては最も高価に売られた絵付けです、。・・が、それは「イッチン絵付けの手間賃」としての価格付けであって、面倒な「七々子模様」をイッチンで描くには高く売らないと手間賃が出なかったに過ぎません、。今となっては、特に資料的価値も骨董的価値も有る訳では無い絵付けだと思います、。

「ザ・ホワイトハウス」の日だた、。今夜の物語は大して面白くなかったな、。時間うずめのために無理やり作ったような回だた、。風来記奥部屋も時々、話題も無いのに無理やり書く事があるから、身につまされたね、｡･ﾟ･（｡つ∀≦｡）･ﾟ･｡、話題の無い日には無理やり書かないようにしよう、。｡･ﾟ･（｡つ∀≦｡）･ﾟ･｡エビアンはテレビから学ぶんだ、。｡･ﾟ･(｡つ∀≦｡)･ﾟ･｡