蓮弁蘭の根っこ No.710

◆２００９年９月１４日、。　　　　　中国奥地の蘭「蓮弁蘭の根」

◆今夜はこの人だ、。プロ野球メジャーリーグ、イチロー選手、。
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◆「東洋蘭」全品種の中で”根数の多さと太さ”という点では、「中国蘭・九花」と「奥地蘭・蓮弁蘭」ということに意見は一致するだろ思う、。
画像投稿掲示板にも投稿があったように、narimuneちゃん棚に起きた現象は何処の棚でも起こり得る、。根数の多さ、太さでは「九花」の方に軍配が揚がると思うのだけど、「九花」にはあのような葉枯れ現象はあまり起きにくい、。あの画像の葉枯れは「蓮弁蘭」、それも特に「細葉蓮弁蘭」特有の現象に思える、。
東洋蘭を作っていれば「健康な根が多い」のは喜ぶべき事のようだけど、「細葉蓮弁蘭」では、あまりそうばかりとも言えないようなのだ、。画像のような白い根が多くあれば、蘭人は本能的に喜ぶもんだけど、蓮弁蘭の根っこでは、これが曲者なんだ、。中国から着いて来た根っこなどは、もっと太くて、一見喜びそうになる、。

「細葉蓮弁蘭の根、」は、水を吸い上げる力が非常に強い、のと、用土に含まれる栄養分を吸い尽くす力も非常に強い、。３～４年間も植え替えをしないと、葉色が黄色くなり後ろから葉枯れし始める、。表面に近い所の「鹿沼土」などは軽くてスカスカになってしまう、。２年に一度の新土での植え替えを必要とする分野の蘭なんだろなぁ～、。
この現象は、鉢表面に水苔を敷く事と表土上に「黒土を置く」事で、有る程度は先延ばしが出来る、。植え替えが一番だけどね、。

「細葉蓮弁蘭」が何故、あんなに貪欲なのかは、その自生地に遺伝的原因があるのかも知れないけど、推測にすぎない、。蓮弁蘭の自生地については、「風来記ページNo.１９７」の「東洋蘭風来記・８・蓮弁蘭と春剣蘭」に書いてあります、。

画像は広葉蓮弁蘭の「蕩山荷」と「姚妃紅」の根、。左端は「南十字星」葉数が少なく、従って根数も少ない品種です、。
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◆９月１６日追加、。
それで、エビアンの場合は「細葉蓮弁蘭」には大き目の底丸型プラ鉢か興花園製広東鉢かに植えることにしてる、。画像は植え込み２作だけど、左の瑠璃鉢などは根が表土上へ出て来てる、こんなに根力が強い、。このまま３作目に入る予定、。