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◆2009年9月28日、。 楽焼蘭鉢万年青鉢の作り方 昭和の初め頃までは「京楽焼鉢」は「加茂黒釉薬」を使った古典の製法だったので、手島揫二の製法を参考に、その頃の楽焼鉢の作り方を書くと・・・ 昭和初期の製法は既に江戸~明治時代の製法とは少し違ったようです、。昭和の初期には「仕立て鉢」と「化粧鉢」との分類がなされ、作り鉢・仕立て鉢・化粧鉢という用語も出来あがっていました、。 まず、用土(陶土)を乾して十分乾いたものを砕き粉末とする、。これに水を加え十分に練り上げたものを「轆轤」(ろくろ)に乗せて大体の形を整え、ほどよく乾くのを待ってから刃物で削って形を作り、足を付け、今度は十分に乾す、。 乾し上がったものを「素焼き窯」に入れ5~6時間ほどかけて焼き締める、。これで大体の下作りが完成する、。 次に「薬」を塗る、。薬は「加茂川石粉」と呼ばれるものである、。この調合の如何によって、仕上がり具合に大いに影響する、。薬は4回に渡って塗り、板に乗せて陰干しとする、。これを、今度は軽く焼き付けて「黒色の京楽焼」が出来あがる、。 「錦鉢」(化粧鉢)はこの上に更にいろいろ絵を描く、。書き終わったものを更に焼き付ける、。この「焼き付け」は「4尺2寸幅の鞴(ふいご)と「堅炭」を用いて、3時間くらいかけて1300度くらいの高熱になるまで十分に窯を温め、陶器の入れ物の中へ絵付けした鉢を入れ、短く3分間くらい焼いて出来あがる、。 ここまでで、初めの土こしらえから一鉢の素焼き鉢(黒楽鉢)が出来るまでに30工程を要し、「錦鉢」の場合は36工程の手間を要する、。以上が昭和初期の京楽焼き鉢の製法、作り方である、。(少し専門用語を省略した)、。 画像の鉢は、どうして、こんな製作途中の鉢が表へ出たのかが不明だけど、これから錦鉢にする前の「素焼き鉢」の段階での鉢、。白胴の部分に絵付けをして焼き締め、「高級化粧鉢」となる筈だった可哀想な鉢だ、。 ------------------------------------------------------------ ◆更新の回数が減っている間に色々な出来事が起きていた、。 2台のパソコンが同時に故障し、1台の方は修理工場へドック入りして部品交換して帰って来た、。急いで外付けHDDを2台購入し東洋蘭以外も含め全部のファイルのバックアップを取り終えた、。まだデリケートな問題は少し残っているけど一応解決、。 ◆昨秋、以前通っていた散髪屋が他界して近場の下手な散髪屋に替えたのだが、その散髪屋も今月他界してしまった、。もう徒歩で通える散髪屋が無くなったよ、。困った、。前回の散髪時には生きてたのにな~、。展示会前に散髪しなければならんのに、。 ------------------------------------------------------------- ◆2009年9月30日、。 月末 早いな、。もう月末、。残暑は厳しいけど、季節は順調に移ろっているように見える、。 日本春蘭や奥地蘭の花芽も出そろって来た、。蓮弁蘭細葉系で蕾の小さいものはあるが、一応のところ着蕾する鉢には着蕾し終わったと思う、。 秋には施肥はしない方針なので、植え替えと薬剤散布が作業のメインである、。悪い植え方、粗悪品の用土を使ってでも、植え替えはしないよりは植え替えした方が蘭の生育には、いい、。・・と分かっちゃいるけど植え替えが進まない、。 「東洋蘭風来記」はお陰様でもうすぐ満5年目を迎えますが、万年青業者のかたや万年青愛好家の人にも御覧頂いているそうです、。ま~、楽焼鉢を取り上げる事が多いし、万年青界・蘭界での過去の出版物に書いてある記事とは違った見解を資料を元に解きほぐしているので、その事がご訪問頂けている理由だろうと思います、。 「五柳鉢」は江戸期の鉢、なんて書いてあったりした出版物がまかり通っていた訳で、楽焼鉢を形と製法とから追うと、「五柳鉢」の”台”として使用されている鉢は、残念ながら時代はもっとズーッと下ってしまう、。その事と「五柳さん」が超一流の絵師だった事実とは無関係別次元の事です、。利益不利益は知らず、事実は受け入れないとね、。話がこじれるから、。 画像は下手物、。紫金牛鉢か松葉蘭鉢か観棕竹鉢、。いずれにしても下手物、。 ------------------------------------------------------------ ◆2009年10月1日、。 日本春蘭「緋色紅花」 10月1日になった、。蘭界は出来秋だというのに妙に静かだなぁ~、。先日来、風来記の更新頻度を落として蘭界の様子眺めをしている、。動きらしい動きが無いね、。今の内に風来記棚は自分の事をしよう、。少し棚整理をしている、。蘭界の先が見えないな~、。
by evian_tn
| 2009-09-28 01:15
| 東洋蘭鉢古鉢中国鉢
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