フォロー中のブログ
お気に入り・サイト
検索
以前の記事
記事ランキング
その他のジャンル
ライフログ
栄養ビタミン療法
カテゴリ
全体 東洋蘭(春蘭) 東洋蘭・中国蘭(中国春蘭) 東洋蘭・奥地蘭(中国蘭) 東洋蘭・日本春蘭(春蘭) 東洋蘭・中国春蘭 韓国春蘭(春蘭) 恵蘭(蕙蘭)ケイラン 一茎九華(中国蘭) 東洋蘭春蘭展示会 東洋蘭鉢古鉢楽焼鉢 東洋蘭鉢・楽焼鉢 東洋蘭春蘭植え替え 寒蘭・杭州寒蘭 春蘭 日本の蘭・蘭科の山草 報才蘭・大明蘭 台湾春蘭 万年青・おもと・オモト 季節の話題・季節感 東洋蘭富貴蘭風蘭 タグ
東洋蘭
日本春蘭
奥地蘭
中国蘭
中国春蘭
春蘭
東洋蘭・春蘭鉢・植木鉢
韓国春蘭
恵蘭(ケイラン)
中国蘭一茎九華
東洋蘭・奥地蘭
東洋蘭・春蘭
東洋蘭展示会
九花
九華
寒蘭
春蘭展示会
蓮弁蘭
蘭科山草
china orchid
最新のトラックバック
ファン
ブログジャンル
|
◆2010年2月7日、。 京楽焼き植木鉢「五柳、」 寒い気候が続いてる、。エビアンの体質じゃ西日本にしか住めないだろう思う、。北陸・東北・信越地方なんてとても無理だ、。食べ物の食材が新鮮で豊富なのには魅かれるんだけどね、。 で、50年間もの喫煙人生のせいで(吸い始めがちと早かった、。・゚・(。つ∀≦。)・゚・。)、朝は寝床に座って「寿司屋で使うような大きな萩焼湯呑茶碗」で玄米茶を時間をかけて1杯飲み、煙草を一服吸ってから、やおら起きだすのが習慣になっている、。パソコンをつけ、ボーケーッとした頭と目で風来記に書き込みがなかったかをチェックし、時間があれば他のサイトや天気予報・雨雲の様子なども見たりする、。 昨日、同じように寝ぼけ眼でネットを見るともなくみていると、万年青のブログに「同業者から教えてもらった蘭系のあるサイトでは、いわゆる「五竜」の鉢について「五柳」として確信を持った書き方で解説しているのを見た。機会があれば質問してみたいと思っている、」て記事を見つけた、。ん?、こりゃ風来記の事らしいぞ、。。・゚・(。つ∀≦。)・゚・。(2009年2月の記事だけどなぁ~、) 上に掲載画像の下2枚の写真は、万年青界と東洋蘭界に現存する楽焼き万年青鉢に描かれた「五柳」さんのサインです、。 ◆万年青界にある方は「芳古園主・五柳寿運」というサインと「五」と「柳」の落款、。 ◆右の東洋蘭界にある方の万年青鉢には「芳虎斎・五柳寿運」というサインと「五」と「柳」の落款が押してあります、。 これが、エビアンが「五柳鉢、」と呼んでいる根拠です、。(正確には、「五柳絵付け鉢」) (五柳は何故、芳古園主という肩書と、芳虎斎という肩書を使い分けたのか、の方を論議する方が合理的だと思われるけど、) エビアンは、「五龍」だろうと「五柳」だろうと、一向に構わない、。どちらでも、いい、。けど、どちらなのかは知りたい、てとこかなぁ~、。 「五龍、」(または、五竜)という呼び名は、どうも人物を指して使われているのではなく、鉢、それも「短冊屋の鉢の一部または全体、」を指して使われている言葉のように思える、。 「五柳寿運さん」は「短冊屋」以外の鉢にも絵付けしているのに、どうして短冊屋の鉢の場合にのみ「五龍」と呼ぶのか、短冊屋以外の鉢に五柳が絵付けした場合は「五龍鉢」ではないのか、なども是非とも知りたいところです、。 エビアンが「五柳」と言う時は、「絵師(陶画工)」としての「五柳寿運」という人物を指して使ってます、。(東洋蘭風来記表部屋・風来記スレッドNo.322に書いています)、。 「五龍、」というのは何か、人物なのか鉢なのか、いつから使われている用語なのか、というような事を、エビアンも是非とも知りたいと願っています、。根拠となるような古い文献や鉢が存在するなら、お教え頂きたいと希望してます、。 何度も書きますが、エビアンは「五龍」でも「五柳」でもどっちでもかまわない、。 「五龍(柳)」というような曖昧なままで使うのは居心地が悪いだけのことなんです、。 ---------------------------------------------------------------- ◆「五柳」を我々は「ごりゅう」と読んで発音してるけど、待てよ!!,、もしかして「いつつやなぎ」さんじゃないだろな、と思って、人名サイトと姓のサイトで調べてみたけど、幸いにして「いつつやなぎ」という名字は見た範囲では存在しなかった、。昔の知り合いに「畦柳」(あぜやなぎ)さんという人が居られたものでね、。 画像を使わせてもらったのは、上の方は、立岩さんの五柳鉢、。長野県から出たもの、。他人さまの持ち物なのに、エビアンはこの五柳鉢が素晴らしい鉢だと思っている、。「絵師・五柳寿運」の腕前を示すのに、これほど適した鉢はない、。職人というのは、10の力量があって、5か6かの力で仕事をするものだ、。この鉢は「絵師・五柳」の底に秘めた力量を思い知らされる、。微塵の甘さは見えず、殺気漂うほどの仕事を施してある、。 ------------------------------------------------------------------ 「五柳寿運」絵付けの鉢は、「万年青鉢」だけではなく「蘭鉢」にも存在する、。昭和初期か大正時代古くて明治後期の鉢だと思われる形をしている、。蘭鉢には五柳のサインや落款入りのは無いように思うけど、全部を知ってる訳ではないので、存在するかも知れない、。(もちろん、鉢の内側には、例の白丸印は描かれてます、)、。 ------------------------------------------------------------------ 余談ながら、楽焼き鉢コレクターの飛田さんは、画像の「五柳寿運」の「柳、」の文字の右側黄色丸で囲った部分が、「五柳絵付け鉢」の内側に描かれる「白丸の両側に点々、」と似ているので、陶画工・布施覚さんがご自分の名前をデザイン化して鉢裏の「白色線に点3つ」を作ったように、五柳さんも自分の名前の「柳」をデザイン化して、あの「白丸に点々」のマークを作ったのではないか、ていう仮説を立てて居られます、。今となってはわからないことですが、楽しむ話題としては面白い着眼なのでご紹介、。 ------------------------------------------------------------------- 「五柳」の名の由来は、4世紀頃の中国の詩人「陶淵明」の別名から来ているのだろうというのが古典園芸界の見解です、。教えられてGoogle検索窓に「芳古園」と打ち込んで検索すると、「中国北京市豊台区」に「芳古園」という地名は実在する、。「陶淵明」は江州の人、今の重慶市近辺の人らしいから、「日本の五柳寿運」さんが北京の地名を屋号に名乗るとも思えないので、このことは偶然の一致だろう思う、。 -------------------------------------------------------------------- ◆昼間は少し寒さも和らいだので、展示会出品予定品を冬眠の打破のために玄関へ持ち込んだ、。日本春蘭が中心、。奥地のラン達は今年は展示会を諦めている、。寒い冬だったので、咲いてしまうだろうから、。日本春蘭を中心に100鉢程度を2か所の置き場に持ち込んだけど、中国春蘭を忘れてた、。久々花芽が着いた「蔡仙素」や「万字」なども持ち込みたいが、もう置き場所がない、。奥地蘭を早くに咲かせて写真撮影し、場所を空けて中国春蘭を時間差で持ち込もうかと思う、。 玄関のたたきも板の間も加温室も蘭でいっぱいになり、いよいよ展示会モードに入ってきた、。
by evian_tn
| 2010-02-07 00:29
| 東洋蘭鉢古鉢中国鉢
|
ファン申請 |
||