中国奥地蘭「蓮弁しろばな白麗」 No.８０２

◆２０１０年４月２６日、。　　　　　中国奥地蘭蓮弁蘭

中国で蘭への投機が下火になってから、ようやく冷静な情勢分析ができる情報が入り始めて来た、。
どうも我々日本人は「中国は遅れた国、」という先入観があったもんだから、そこに”見通しの甘さ”があったようだ、。日本と国交が無い間も、中国は裏側ではヨーロッパとは交流があって、花卉園芸植物の着色技術やクローン培養技術、実生作出技術などを学んでいて、もしかすると日本よりも進んだ技術を持っていたのだた、。
初めにやられたのは「九華柄物」で、これは愛好家に被害は左程出ない間に商人に被害が出て手を引いた、。次が「奥地蘭」で、最初に飛び込んだのは関東の商人やプロ愛好家（ん？）だた、。単純な着色蘭に数百万もやられたもんだから、これで関東の商人は手を引いた、。西日本が始めたのはその後だ、。
中国で命名されている蘭は少なくとも１０００本は有る、というのは正しい、。日本春蘭が１鉢５本程度しかない時点で命名されるのとは大きく違う、。無名品から選別するのが日本の愛好家にはよい楽しみ方だろう思う、。今から思えば、クローン蓮弁蘭に相当やられたようやね、。数がある、。増殖や人工着色の技術が進んでいる上にあの国民性なもんだから、手の打ちようがなかったね、。

同じ轍は二度と踏みたくはないので、風来記も用心深く進めなければなぁ、て思ってるところ、。これからも出来る限り正確な情報を元に進めていきます、。

画像は「蓮弁しろばな白麗」の今春の花、。カメラの不具合で出来の悪い画像になった、。もちろん日本での命名、。香港には、この白麗の偽物があるて話だから、ちょっと楽しいね、＾＾、。風来記は「白麗」を人気したに過ぎず、この蘭自体は風来記の独占品でもなければ命名品でも無いので「白麗」という在り来たりの命名法に馴染めず、今も「蓮弁しろばな、」とラベルには書いてる、。｡･ﾟ･(｡つ∀≦｡)･ﾟ･｡まぁ、最初に１８０万も出して飛び込み買いをした人の権利だから「白麗」を使うべきなんだろうけどなぁ～、。今に至るもこれを上回る蓮弁蘭には出会わないから、日本の愛好家は誇りに思っていいだろう思う、。
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◆「一茎九華」の撮影もほぼ完了、。･･ても、順調に、ではない、。寒蘭鉢植えの株の場合、花の頂上までが８５センチもあって背景紙からハミ出そう、。カメラを頭の上に構えないと九華の全体画像の撮影ができない、。こういう場合はどうすればいいのかな、。
撮影は終了したけど、花を切る決心はつかなくて元棚へ花をつけたまま戻している、。