中国春蘭荷花弁「天一荷」 No.853

◆２０１０年８月２４日、。　　　　　　中国春蘭・荷花弁「天一荷」

中国春蘭「天一荷」、。８センチほどと４センチほどの両子吹き、。この新芽の大きさは、現在の風来記の外棚にある中国春蘭の大きさ具合を代表している、。普通なら、今頃の中国春蘭は日本春蘭に追い付いていなければならない、。今年は外棚の仕上がりが遅い、。
「荷花弁モノ｣の中には性質に特徴強い品種が時々あり、作場環境と水やりとを間違うと作がかかりにくい、。「翆蓋や大富貴」は日陰気味に置いて遠慮なく水をザーザーやってればいいんだけど、荷花弁やチャボ品種の中には逆に日強い作場で乾き易く管理する品種がある、。いつも新品種の場合はこれで１～２作を無駄にするなぁ～、。環境さえ合えば、後は問題も無いんだけど、。
この「天一荷」も、昨年は４段棚の最下段（コンクリ床に鉢掛け、）に置いて作をかけたらイマイチ出来なくて、上から２段目（下から３段目）へ上げたら作が掛かり始めた、。地上から５０センチほどの所だ、。同じ場所で後ろの上へずらしただけでこんなに違う、。微妙なもんだ、。

作場にはいろんな条件の場所があって、その蘭が最も好むと思われる所に置いている、。一番居たい所を探してやるのがエビアンの役目、。棚上・棚下・ひな壇・コンクリ床・、ガラス温室・ビニル蘭室・ガラスもビニル波板もなくて日除けだけの場所、という風に作場の条件は様々だから、どこかに最も好む場所は有る筈で、それを探す、。昨日の「金稜辺」などは”日除けだけのコンクリ床の日陰がいい”、て自分で言うんだからしようがない、。犬小屋の片隅が居心地がいいらしい、｡･ﾟ･(｡つ∀≦｡)･ﾟ･｡、。

昨日２３日は「処暑」だた、。暑さも一段落、て日、。
気のせいか、暑さが少し変質したような・・・、。暑いには暑いけど、この間までとは少し違う気がするね、。
空気に「秋」の気配が混ざったような・・、。