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![]() ![]() ◆2013年11月22日、。 春蘭、昔の植え方 日本春蘭や中国春蘭の昔の植え方、。 日本春蘭や中国春蘭を植え込むのに、昔は「生の赤玉土を使った、」て書いた、。その頃の植え込み画像が見つかったので掲載、。 画像は昭和43~44年頃の竹島健太郎の冬眠室内での撮影、。写っている大部分は「中国春蘭一花」だけど、手前の楽焼鉢植えは「軍旗」(風来記では軍旗を日本春蘭扱いすることが多い、)、。 見たところ表土には「当時出始めたクレイボール中小粒」「硬質鹿沼土」「普通の鹿沼土」「赤玉土」が見える、。これ、この植え方(植え上がりがこういう風に見える植え込み方、)は別段普通の植え方で取り立てて変わった所は無いように見えるだろうけど、こういう風に植え込もうと思って真似てもチョッとやソットじゃ真似できない、。 実は、この表土のように植えると蘭が喜んで生き生きとしている感じを受けるので、何とか真似てやろうと思い数年間に渡って試したのだたが、駄目、。結局諦めた、。ホクホクして美味しそうな用土に見える、。 画像は大きいサイズで掲載してあります、。画像をクリックして頂いて、表示された画像の右下に出る「虫眼鏡マーク」をクリックすると元サイズで大きくなります、。表土の様子が分かります、。古い写真をスキャンしボヤケた所をクッキリ見えるように修正を掛けたので、実際の見た目よりもコントラストが強くどぎつく見えるかも知れません、。 竹島健太郎はエビアンが見ている前では絶対に植え替えしなかった、。植込み用土を保管してある物置小屋は見せてくれたことがあるが植込みは見せなかった、。だから、どういう風に植え進むのかは不明のままだ、。 いつ訪問しても、「表土はシットリと湿っている、」のにも拘らず「蘭棚はいつも乾いていた」、。これは本当に不思議な光景だった、。棚が濡れているのを見たことが無い、。棚板にはいつも水気は無い、のに、蘭鉢の表土は何時見てもシットリしていた、。未だに分からないよ、。・゚・(。つ∀≦。)・゚・。如雨露は1リットルの小さな物を使用していた、。この如雨露で棚を濡らすことなく蘭鉢表面にだけヒョイヒョイと軽く水を与えるのだろうと想像する、。エビアンの見ている前では絶対に「水やり」もしなかった、。こんな秘密主義の人を師匠とは呼べないな、だから今日は呼び捨てにしてやろう、。・゚・(。つ∀≦。)・゚・。 画像の冬眠室でも、蘭鉢表面は水気があって濡れてるでしょ、だのに棚や鉢倒れ予防の木材は乾いてるでしょ、。夏作場の棚は分厚い材木なのだけど、これも濡れているのを見たことが無い、。 ある時、何とか「水やり方法を見てやろう、」と、自宅から大阪府枚方市牧野までは車を飛ばしても1時間チョイを要するのだが、「朝・昼・夕方」と1日に3度も訪問してやったのだけど、水やりは見られず、相変わらず「表土は濡れて棚板は乾いている」のだた、。この一日だけで車に9時間も乗ってたことになる、。・゚・(。つ∀≦。)・゚・。、。こっちも意地だったもんね、。 まぁ、ともかく、昔の人の植え込んだ蘭鉢表面はおおよそこういう風なものだた、。 画像の「軍旗」はこの当時、で100万円ほどのものだったかな、。給料3~4万円の頃のことだ、。エビアンはこの軍旗の株分け品と金沢の堀喜雄(商人)からのと当時金稜辺と細葉蕙蘭の専門商人だった森井という商人から買ったのとの3鉢を作っていた、。後にこれが「温室一杯の軍旗」に増えた、。売り時を間違えたから大儲けという訳には行かなかったけどね、。 なにしろ、「宋梅」や「逸品」が芽の(1本)1万円した頃のことだからね、「鉢ごと」蘭を買うという訳にも行かず、植え方は本当に分からなかった、。植え込んである鉢ごと売ってくれる人の植え込み方などは参考にもならないしなぁ~、。「翆蓋」は2~3万、「楊氏素」は8万円、「西神梅」は15万円、「軍旗」も小さい木で15万円、。まぁそういう頃だったね、。「珍蝶」はまだ出て来てなかった、。数年後、竹島健太郎が珍蝶を買って株分け時に「新押し」(新木と押し子)を25万で分けてもらった、。「軍旗」を持っているというのはステータスだた、。「緑雲」はこの直後、「寰球荷鼎」はまだ出て来てなかった、。 -------------------------------------------- 今夏つくづく思ったのだけど、いつの間にか我々は「1回の水やりの量が多すぎる」ようになっているのではないだろか、。 今夏はあまりの猛暑に、「普通に鉢底から水を抜いていては翌朝まで水が切れなくて危ないのではないか、」と感じたので、「週に1度だけの水やり」、「1回の分量は表土が濡れる程度」で夏をやり過ごした、。それでどうかというと普通に蘭は完成した、。 昔、親戚の者に「宋梅」の一鉢をプレゼントした時「水は多く与えては駄目だ」ときつく注意した、。その人は何を思ったか「如雨露」での水やりはせず、アイロンの前に霧吹きをする「霧吹き」だけを使って3日に1度だけ表土を濡らす程度に吹き掛けたそうだ、。1年後に見に行くと、新木は作下がりの3枚葉にしか出来てなかったが、鉢を空けるとそれまで見たことも無いような「ぶっとい根」が球根直下から鉢底へ向かって伸びていた、。普通の根の2~3本分もあるような太い根だた、。 この事を思い出し、上記の竹島健太郎の水やり法と考え合わせると、最近のエビアンは1回の水やり分量が多くなり過ぎていた思う、。そんなに水が無くても蘭は十分育つのだ、。 回数はともかく、1回の分量は来年以降も表土が湿る程度にしようと考えているところだ、。 ---------------------------------------------- 先月かにご紹介した活力剤「ハイポネックス・リキダス」は霊験あらたかなようだ、。2~3回与えるだけで葉艶が良くなり蘭が生き生きと元気そうに見える、。蘭室へ入った時の雰囲気が違って見える、。500円~600円で試せるんだから一度ご使用をお勧めする、。これで夏バテ回復とか耐寒性の増進とかが期待できるなら安い買い物だ、。そういう効果があるかどうかは不明だけど、ともかく見た目上は蘭が元気そうに見えるようになるよ、。 ![]() 「錆ダニ君」の季節だなぁ~、。「コテツ」の出番なんだけど、何だかんだの雑用にかまけて与えられてない、。後悔する前に与えないとなぁ~、。「サビダニ」は12月下旬まで気を抜けない、。活動する、。
by evian_tn
| 2013-11-22 00:07
| 春蘭
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