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◆2014年9月1日、。 「大虎窯」「福井楽印窯」 エビアンの頭の中にはいつも「楽焼鉢」のことはあって、鉢を触ったり見たりしない時でも「京楽鉢5窯」のつじつま合わせや矛盾点の追及などをゲーム感覚でやってる、。結構楽しい、^^。 5窯の名前は判明したのに「大虎鉢」と「福井楽印鉢」の特定が出来ない現状に痺れを切らせたわけではないんだけど、あれこれ考えてる内に状況証拠的に一つの結論に達したので「風来記2014年9月」に書きました~、。調べた挙句の現状の最善の道ですん、。いつの日かこれを証明する資料に出会えれば幸運、。もちろん否定する資料でも歓迎、。何らかの資料が出る事自体が進歩、。 資料が出ない(または)存在しない限りは、今回の両窯元の特定で進めるのが良いて思う、。 普通一般的には楽鉢窯元は「短冊家」を真似るんだけど、「大虎」が「短冊家」を真似たとは思えない、。「楽徳鉢」に似すぎるから、。楽徳鉢を真似たか、楽徳に教えを乞うたか、浮田楽徳窯の職人が独立したかのどれかだろう、。 同じく「福井楽印」は「短冊家」の陶工が独立したものかも知れない、。鉢の造り方が「短冊家」に似過ぎてるものね、。短冊家をチョッとくらい見ただけで作れるものじゃない思う、。陶工が独立したのだろう、。だが、絵付けは教えてもらえなかった、。顔料の仕入れ先も教えてもらえなかった、。だから独学で絵付けを施したのだろう、。鉢の台が良過ぎるのに絵具の悪さと絵付けの拙さは釣り合わないからだ、。 この「台の作りがシッカリした鉢」に「短冊家とは似ても似つかない絵付け」の鉢はエビアンを何度も悩ませた、。手に取って鉢を触ると、エビアンの頭が「これは短冊家だ」と思いたがって仕方なかった、。だが絵付けを見ると違う、。もうね、訳が分からなくなって「短冊家が見えない症」に罹る、。過去3度罹った、。 そこから抜け出るのには明治時代の古い「短冊家の蘭鉢」を自分で手に持ってから考えるしか方法は無かったのだけど古い短冊家蘭鉢なんてそうはあるものじゃない、。それが偶然、今年初めに手に入り、触ってみて、ようやく腑に落ちた、。「そうだろなぁ、短冊家はそうだよなぁ」という安心感を与えてくれる鉢だた、。 ◆ようやくこれで、とりあえず出回る「古京楽鉢」は5窯のどこかに当て嵌まるようになったと思う、。 ----------------------------------------------------- 「京楽焼鉢」の窯元は清水寺(きよみずでら)を中心とする葬送の地の中にあった、。「清水の舞台」から死骸を投げ捨てるとズルズルと坂を滑り落ちて「鳥辺山」の方へ落ちて行ったそうだ、。平安時代西暦800年くらいから江戸時代1800年まででも1000年間はこの地は葬送の地だった、。ここは京の都の「結界」なのである、。この世とあの世の境目の土地であり、冥界への入り口とされる土地でもある、。事実、六道珍皇寺や六波羅蜜寺という気味悪い寺も実在するし冥界への入り口とされる古井戸も六道珍皇寺にはある、。小野篁(おののたかむら)は毎夜この古井戸から冥界へ下り閻魔大王に会ったと言われる、。京の人たちはこういう話を今も信じて各寺に参拝し祀っている、。 植木鉢を焼くような窯はそういう扱いを受ける職業に分類されたのであろう、。 「京楽鉢」を理解するには「京都」という町のこういう特殊性を理解した上で鉢を見ないと、京楽焼鉢の本質は見えて来ない、。見えるようにならない、。そう思う、。 今回の鉢はいずれも飛田邦之さんの持ち物である、。飛田さんは知る人ぞ知る現代鉢数寄の代表格なのだが、売り鉢があるととりあえず買っといてくれるから助かってる、。福井楽印の富士山と雲の絵付け鉢などは元の持ち主の商人さんが言うにはエビアンは展示即売会で少なくとも5回は見ているんだそうだ、。・゚・(。つ∀≦。)・゚・。、「どう思います」と言って手渡されエビアンは触ったんだそうだ、。・゚・(。つ∀≦。)・゚・。、全く記憶にないから不思議だ、。飛田さんが買ってから面白い鉢だと思ったくらいだもの、。 展示会当日のエビアンの頭の中は展示会の事しかない、。会員が仲良くやってくれてるかとか展示会は無事に進んでいるかとか、。だから、展示会の日に蘭の話や鉢の話でエビアンに話しかけられる事も多いんだけど、何も記憶にない、。・゚・(。つ∀≦。)・゚・。、。誰と会ったのかも覚えてない、。どんな蘭が出品されてたのかも覚えてない、。全く見事に覚えがないのだから困ったもんだ、。「展示会でお目に掛かったでしょう」とか「展示会で御挨拶しました」とかと後で言われることも多いのだけど、本当に悪いけど何も記憶に残ってません、。 だからこの鉢の記憶も全く無かった、。・゚・(。つ∀≦。)・゚・。、商人に笑われたよ、。 自分自身のためのコレクションのことなど展示会当日に会長の頭の中には無いよ、。全国どこの展示会でも同じだと思う、。会長職というのはそういうもの、。 だからエビアンは愛想の悪い奴とか偉そうにしてる奴とか陰口叩かれるけど、展示会当日以外でエビアンに話しかけてみて下さいな、。実に愛想のいい人に違いないから、。・゚・(。つ∀≦。)・゚・。 書き洩らしたが、「福井楽印窯」が京都市山科区に窯が有ったというトクダネを知らせてくれたのは京都の丸山健氏である、。彼のトクダネを引き出す力は凄い、。平成の鉢数寄を構成する一員である、。感謝!!!
by evian_tn
| 2014-08-31 22:25
| 東洋蘭鉢古鉢中国鉢
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