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◆2015年1月12日、。 古典楽鉢の贋作や繕い鉢 14日BSテレビで17世紀のオランダの画家ヨハネス・フェルメールの贋作を描いた20世紀の画家ハン・ファン・メーヘレンという放送を見た、。メーヘレンは画家を志していた頃に評論家にこっぴどく悪評価されたのに腹を立て、フェルメールの贋作を描いて評論家の鼻を明かすのが目的だったらしいが、40億円とか60億とかのお金も儲けたのだた、。最後は自分の描いた絵をフェルメール作と称してナチスドイツと交渉して第二次世界大戦時にナチスがオランダから接収した絵画全部と交換したというので、禁固1年の刑で済んだという数奇な運命を歩んだ画家だ、。(刑務所で2か月後に死亡、58歳)、。 ◆植木鉢の世界にも似たようなことはある、。 ◆最も多いのは、「短冊家」でもないものを「短冊家」で売る、。「錦園堂・手島揫二」でないものを「手島」で売る、。(興楽園・杉浦勘之助の古鉢を手島鉢で売るのは構わない、)酷い場合は「五柳」でないものを「五柳」で売る、といった場合だろうけど、多くは売主自身も知らなかったという事もあるので、一概に騙したとは言えないかも知れない場合だ、。 ◆「繕い」については、エビアンの個人的意見だけど、普通「繕い鉢」と呼ぶのは「漆や金や銀」で割れ目を継いだり塞いだりしたもので、一目見た目で「繕い痕」が見える場合を呼ぶものだろう思う、。 これに対して、「繕い痕」「修理痕」を見えないように修理して「無傷完品」として売ることがあるが、これは「繕い鉢」とは呼べない思う、。無傷だと騙した訳だからね、。これもかなり存在するが、こういうのをどう呼んだらよいかは知らない、。台の鉢は本物なんだからだ、。 ◆今出来の新しい鉢を無理に汚したり焚き火にくべたり土に埋めたりして時代らしくした鉢、を古典鉢だと言って売るのは、これは詐欺だ、。ヘチとも呼ぶが、。救いは無い、。 エビアンも今までに様々な手口を見せて貰ったよ、。・゚・(。つ∀≦。)・゚・。、。大概は「無傷」で買った物に「ニュー」が入ってる場合だけどね、。汚く直してない限りは買える、。いっそ、ニューのままで無修理の物を欲しいと思う、。 まぁ、今までの所では上記した「メーヘレン」ほどの腕前をした鉢には出会ってない、。 布施覚さんほどの腕前があれば、昔の加茂黒古典鉢に描くなら今出来の古典鉢を作れると思うが、布施さんは「古典の黒鉢」を持ち込んでも絵付けをしてくれないそうだ、。布施さんも詐欺の片棒を担ぎたくないだろうからね、。 -------------------------------------------------------- 画像の鉢は「ニセモノ」とか「コピー」とかという訳のものではないんだけど、愛知県の古典の鉢、。加茂黒釉薬を分厚く掛けた鉢で、チョッと見に京楽に見える、。短冊家かと思った時期もあったほどの鉢、。愛知県の7窯は全く窯元の特定ができてない、。結構良い鉢も多く作っていて、京楽鉢として流通している中に結構な数量が混ざっている、。贋作やニセモノという訳ではないけど、中には京楽鉢のコピーと思われる鉢も多いのは事実だ、。手島鉢によく間違えられる鉢も多い、。三河の楽鉢も、もう少しは整理しておきたいのだけど、気持ちは大阪楽の方の解明が先行する、。 楽焼鉢が京都で製作されるようになるまでの大阪の楽鉢をもっと解明したいと思う、。大阪楽鉢のほとんどは製作年代が江戸時代になる訳で、京楽に混ざっているのを見ると、可哀想になるからだ、。 -------------------------------------------------------- 下画像の鉢は、まさにこのスレッド用に用意したような鉢、。西口さんから送られて来た画像、。「古典の加茂黒鉢の上から最近になっての絵付け鉢、」、。こういうのは、売る時にどういう風に説明して売ったかが問題になるんだろう思う、。 -------------------------------------------------------- 下画像は「古鉢に後絵付を施した布施鉢、」、。東京の萬年青愛好家岩田氏から送られて来た画像、。布施さんも古鉢に後絵付けしたようだ、。2枚目画像で判るように鉢奥の内掛け部分に「布施さんマーク」を入れてある、。価格も安く、布施さんが遊びに絵付けしたのだろう思う、。上画像でもそうなのだが、この緑色絵具がなぁ古びた色を出せてればいいんだけど、やはり地中海キプロス原産の土製顔料テールベルトの緑色の深みには敵わなくて、緑色のイッチン線を見ただけで新しい絵付けだと判ってしまう、。台の鉢は三河の黒鉢、。京楽ではない思う、。鉢底画像でお判りのように、古い鉢ではない、。戦後、。
by evian_tn
| 2015-01-12 00:45
| 東洋蘭鉢古鉢中国鉢
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