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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ◆2015年3月26日、。 中国春蘭「余胡蝶」 皆さんがこの記事を読まれる頃には寒さも遠のき、春の暖かさが戻っている(て思います)、。寒かったですね、。 中国春蘭「余胡蝶」、。 もう40数回もこの花を見ている、。最も高値は昭和30年代終わりから45年までの芽の8万円だた、。当時のサラリーマンの月給の3倍、。 これだけの複雑な芸をした蘭は他には無く、それも毎年でも咲かせるだけの固定性の良さとスタミナとを持ち合わせた優秀品なのに、今一つ主役にはなり切れなかった、。蘭界の人はお金には詳しいが風情を見るようなデリカシーは持ち合わせない人ばかりかてと案外そうでも無くて、「余胡蝶」という品種は有り余る多芸の割には何かが不足しているのを鋭く見抜いていたのだろう思う、。 その不足する「何か」というのは「侘び寂び」とは程遠い賑やかな蘭だからだろう、。そこが欠けるから風情が無くて、これだけの芸をしながら今一つの人気が出なかった理由だろう思う、。 「侘び寂び、というのは枯淡の味わい、」などと言ってしまうと何のことやら訳が分からなくなるけど、「侘び寂び滅び」と続く途中の一瞬の美しさ,はかなさ、であって「滅びる前の悟り切ったような風情、美しさ、」を言うのだとエビアンは思う、。 「老文団素」などは開花後3週間も経過して花弁周辺が少し茶黒く傷んだ頃に実に絶妙の侘び寂びの風情を見せてくれる、。 「余胡蝶」は、そういう風情に欠ける品種であることを蘭界の人たちは昔から鋭く見抜いていたのだろう思う、。 暇に任せて、「余胡蝶の花」を解剖してみた、。あの複雑な花の構造はどうなってるんだろう、て思ったから、。 No1、は余胡蝶の基本形である、。外3弁、内2弁、「舌」は花弁化し周辺にイクタを残す、。 No.2、はその基本形の捧心の下に更に2枚の舌化した花弁(花弁化した舌)を付けるの図、。 No.3,は①②を組み合わせたもの。余胡蝶の花の底辺の部分である、。 No.4,は③の花の「蕊柱部分」から「子宝」が出るの図、。「子宝」は木勢によって1本の場合もあるし元気が良ければ2本3本の場合もある、。複雑に見えるのはこの部分が多い時のことである、。 更に、その「子宝」の蕊柱部分から、もう一度「子宝」(孫宝か?)を出す、。 つまり、横から見れば「3段重ね、」になる訳だ、。 で、こんな事をやってみて、何かの役に立つのだろうか、て自問する、。 ここに至って初めて「なーの役にも立たない」事が判明した、。バカだね俺も、。・゚・(。つ∀≦。)・゚・。
by evian_tn
| 2015-03-26 00:12
| 東洋蘭・中国春蘭
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