フォロー中のブログ
お気に入り・サイト
検索
以前の記事
記事ランキング
その他のジャンル
ライフログ
栄養ビタミン療法
カテゴリ
全体 東洋蘭(春蘭) 東洋蘭・中国蘭(中国春蘭) 東洋蘭・奥地蘭(中国蘭) 東洋蘭・日本春蘭(春蘭) 東洋蘭・中国春蘭 韓国春蘭(春蘭) 恵蘭(蕙蘭)ケイラン 一茎九華(中国蘭) 東洋蘭春蘭展示会 東洋蘭鉢古鉢楽焼鉢 東洋蘭鉢・楽焼鉢 東洋蘭春蘭植え替え 寒蘭・杭州寒蘭 春蘭 日本の蘭・蘭科の山草 報才蘭・大明蘭 台湾春蘭 万年青・おもと・オモト 季節の話題・季節感 東洋蘭富貴蘭風蘭 このサイトについて タグ
東洋蘭
日本春蘭
奥地蘭
中国蘭
中国春蘭
春蘭
東洋蘭・春蘭鉢・植木鉢
韓国春蘭
恵蘭(ケイラン)
中国蘭一茎九華
東洋蘭・奥地蘭
東洋蘭・春蘭
東洋蘭展示会
九花
九華
寒蘭
春蘭展示会
蓮弁蘭
蘭科山草
china orchid
最新のトラックバック
ファン
ブログジャンル
|
![]() ![]() 古典園芸界に存在する2つの「五柳サイン入り鉢」 1枚目画像は、東洋蘭界にある「芳虎斎・五柳寿運」のサイン入り鉢 2枚目画像は、萬年青界にある「芳古園・五柳寿運」のサイン入り鉢 上の2つの鉢の両方共に、鉢のヘリ内側に「白い丸印」があり、これが「五柳マーク」と呼ばれる所以になった鉢です、。 鉢の「五柳寿運」は「絵師のサイン」 サインの左側の2つの印は「五」と「柳」、これが「落款」 内側の白丸は「五柳マーク」 ・・・と一般には呼ばれています、。 どれか一つだけだったら、どれでも「落款」と呼ばれるものなのですが、3つも同時に入れられると、上記のように呼ぶしかありません、。 「芳虎斎」と名乗ったり「芳古園」と名乗ったりしているのは、店舗を構えた「屋号」ではなく、単に個人の肩書として気分で名乗っていたのではないかと推察、。 あ~、違うかもな。万年青界にある方の鉢には「芳古園主」とありますから、「芳古園主である芳虎斎・五柳寿運」ということでしょね、。 古典楽焼鉢界の至宝ともいうべき鉢の画像を2つも掲載してしまって、何を書いてよいものやら、一晩考えたのですが、「五柳」については表の「風来記ページ」に書きましたので、ここではこれ以上はお知らせするような情報もありません、。 -------------------------------------------------- <全国日本春蘭連合会秋季展示会>2015-11-7,8 「弥生会館」建て直しのため、全春連の展示大会も来春の春季展をもって弥生会館の使用は終わり、来年の秋季展からは「上野グリーンクラブ」へ移ります、。 ![]() ![]() エビアンは今は、朝の連ドラ「あさが来た」に魅かれて時代背景を調べていて、近々の興味の中心はそのことだけです、。幕末から明治へ入った時の庶民の暮らしの変化、幕末の諸大名の借金生活、などをドラマを見ながら同時進行で調べてます、。 ドラマの主人公「あさ」は実在の人物で、実家は三井十一家の一つ「両替商・京都三井家」の娘、。数か月前に別の番組で京都を紹介した時に、たまたま「京都三井家」に残る「貸付帳」がテレビに映り、そこには「紀州様・45万両」と太く黒々と筆描きしてありました、。江戸後期の大名は各地の両替商からの借金でやりくりしていた様子が伺え、興味深く感じました、。紀州徳川藩も膨大な借金があったようです、。それらを明治維新のどさくさで踏み倒す訳です、。大阪の両替商1軒で貸付額は900万両といいますから、今の4500億円に当たる額を失った訳です、。大部分の両替商は倒産したようです、。 「廃藩置県」という制度の元に、大名の過去の借金は帳消し、最近の借金は大名に替わって各県が無利子で50年月賦払い、というのですから、ほぼ全額踏み倒しに近いものだったのだろうと思います、。「維新」と言えば聞こえはいいが、結局は借金の棒引き制度だったように感じます、。幕府や大名が生き残りを図っただけです、。 江戸後期1830年頃の紀州徳川藩というのは徳川治宝(とくがわはるとみ)が「偕楽園御庭焼」を京都から陶工を呼び寄せて作らせた時代です、。全国の大名旗本が「国焼・御庭焼」を一斉に作り始めた頃のことです、。エビアンは過去の記事に紀州徳川治宝(とくがわはるとみ)公を「江戸後期の陶磁器界の大スポンサー」と書きましたが、少しヨイショし過ぎだったかもしれません、。台所事情が苦しく、陶磁器生産販売で金を作る必要があったのでしょう、。 だけど、出版されている「陶磁器の本」には江戸後期には大名は金が無くて苦しく、苦し紛れに「陶磁器生産」をしたとは、1冊の本、一行の文にも書いてありません、。過去の本なんてそんなもんです、。「幽霊の正体見たり枯れ尾花」てとこ、。 お国焼や御庭焼が本に書いてあるように大名の個人的な楽しみの陶磁器を焼いた、にしては、現存する数が多すぎるな~とは感じてました、。それどころか、粗製乱造とも言えるような手抜き鉢も多いのです、。とても「殿様用の陶磁器」とは思えない程、。 朝ドラをきっかけに、江戸後期から幕末を経て明治時代初期へ至る時代の「お金の事情」が判明して腑に落ちました、。こういうことも「楽焼鉢の歴史調べ」には大いに役立ちます、。世の中、綺麗ごとだけじゃないよね、。坂本竜馬が出なくても、江戸幕府は潰れた、というのがエビアンの思いです、。 ドラマの主人公「あさ」の実家の「京都三井家」は、その後京都を引き払い東京へ出て「三井銀行」「三井生命」を立ち上げ「三井財閥」へと生き残ります、。三越も、。 「三井浅子(あさ)」自身は、嫁ぎ先の「両替商・広岡家」(ドラマでは加野屋)は九州での炭鉱経営で何とか実家を立て直し、大阪で銀行経営と生命保険会社の経営、紡績業などに手を広げ、ユニチカ・大同生命を今に残します、。その後も浅子自身は女性の地位向上に力を注ぎ、日本女子大の設立をし、女性運動に人生を捧げます、。教え子に翻訳家の村岡花子(赤毛のアンの翻訳者)などがいます、。 その「広岡浅子」は大きい仕事をして70歳で世を去る、。 70歳をとおに超えたエビアンは何をしてるねん、と思うけど、人間、持って生まれた器の大きさが違うのに、エビアンが気にすることも無いかとアキラメ、。
by evian_tn
| 2015-11-08 08:30
| 東洋蘭鉢・楽焼鉢
|
ファン申請 |
||