金稜辺蘭・原種 No.１６８４

◆2016年4月27日、。　　　東洋蘭金稜辺・タンポポの種子繁殖

原種金稜辺蘭
拘って保存され続けて来た「原種日本金稜辺蘭」、。
ミツバチは日本産原種にしか寄って来ない訳ではないから、ミツバチを呼び寄せる目的になら洋ランとの交配種や中国産でもいいんだけど、ニホンタンポポ同様にエビアンは”原種”に拘っている、。
上画像は昨日の撮影、。今年は「一茎九華」と「金稜辺」とが同時に開花しているのだけど、ミツバチは寄って来てない様子だ、。画像の金稜辺の舌が白い事がミツバチが来ていないことを物語っている、。ミツバチが来て花粉塊が取れると舌は真っ赤に色付く筈だから、。4キロ四方にミツバチが居ないんだろな、。九華にも来ない、。

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「熊本県大分県大地震」は今後の気候に影響すると思われます、。
阪神大震災以来15年間に渡って徐々に気候が激しくなり、蘭作りに大きく影響した経験から言うと、これだけ大きい地震があった九州地方と、大分県から四国を縦断し紀伊半島を横切り伊勢湾を北上して木曽路沿いに北上し、長野県でUターンして甲斐路を下り大月を得て東京へと至る「中央構造線」に影響が出ない訳がありません、。
今後の熊本県の気候変化と皆さん方の地方の気候とには注意深く観察して、早目に対処するのが良いと思います、。夏と冬に大きく影響は表れます、。良い方へ気候が変化するかも知れないので、ネガティブに捉えることばかりではありませんが、。


「タンポポ置場に寄って来た花蜂」と横の木に飛来した「中型アゲハチョウ」、。こういうのが「タンポポの交配」を手伝うから、交雑が進んでしまう、。「綿毛」を付けた個体と同じ個体が種子繁殖で得られるとは限らない、。

◆＜カントウタンポポの種子繁殖＞
今春、ニホンタンポポの種子を採取したものについては、種子をそのまま土に蒔いても（ほとんど）発芽しません、。特定の種類の植物が増えすぎないよう神様の力が働くから、と言っては何だか宗教めくけど、土表面の微生物などの働きによって、そういうことになるようです、。

「種子からの繁殖」には下画像のように人工的に強制発芽させる方法が向いています、。幸い我々東洋蘭界の人間はハイアトニック・メネデール・ハイポネックスという発芽に適した肥料や活力剤を持っているので下画像のような処置を施します、。

①原種ニホンタンポポと思しき個体の綿帽子を採取して来た。
②「綿毛」が付いていると発芽を阻害するので、老眼で見えにくいだろけど（あ、俺の事か、｡･ﾟ･（｡つ∀≦｡）･ﾟ･｡）1個1個丁寧に綿毛を取り去る必要があります。
③園芸用鉢敷き皿にキッチンペーパーを2枚重ねして敷き、
④アトニック・メネデール・ハイポネックス（それぞれ濃い目）の混合液をヒタヒタに染み込ませた上に種子を置きます。窓辺に置き、乾かさないよう時々混合液を足して管理、。
⑤ニホンタンポポは、こうまでしてもなかなか発芽しませんが、根気良く待つと２～３本の二葉が出て来ます。この時に「花の土」を入れた別な鉢に「キッチンペーパー全部」をヘラなどを使って移植します。一旦双葉は枯れますが、秋になれば未発芽分も含めて鉢土上で発芽します。薬剤に濡れたキッチンペーパーはボロボロになりますが、それも鉢土上に置きます。種子の50％程度は発芽します。ラベルを立てて見分けられるように。
深夜、奥部屋記事を書き終わって一息すると、一人カラオケ、をする、。
普段は歌わないから声の音域も狭くなってるし、タバコを喫うせいで喉が荒れてダミだみ声だから、最近は歌える歌も少ないのだ、。
今は「人を恋うる歌」と「琵琶湖周航の歌」くらい、。歌えないけど聞くのは「ピンクフロイド　Welcome To The Machine」（ドラマ・パーソンオブインタレストのシーズン4の最終話に流れた名曲）

♪つまーを～をめと～らば才たーけてー、みめーうるぅーわしーくーなさぁけーある～♪、ともーを～をえらーばば書をよーみてー、りくーぶーのきょうーきーしぶーのーねつー♪、