金閣宝・今こそ Ｎｏ．１７７７

◆2017年4月17日、。　　　日本の春蘭界

日本の春蘭界が低迷期に迷い込んで既に永い、。

「春蘭界に方向性を示して欲しい」と商人さんから言われたのは去年だったか一昨年だったか、。

エビアンも数年前から思い続けて来たのだたが、風来記に書くには春蘭界の低迷期や混迷期と重なって、いかにもタイミングが悪い時だた、。

今春、大阪の展示会、全国日本春蘭連合会の展示会、その他の雰囲気を見ていて、昨年までとは空気が違うのを感じた、。明るいのだ、。

以前のスレッドに書いた通り、愛好家は一つの結論を自分たちの勘で見つけ出したのだろう思う、。

「日本春蘭を中心に据えて、韓国春蘭や実生蘭や奥地蘭をトッピングして自分の棚作りをする。」という雰囲気が(展示会を見ていて)伝わって来た、。

実生春蘭の出現とネットオークションの出現とで、春蘭界が混迷期に入る事は十数年前から分かっていた、。そして春蘭界は案の定その中へ迷い込んだのだた、。相場はネットオークションに引っ張られて低迷し、実生春蘭を買ってみれば価格の急落の憂き目を見た、。

覚悟の上とはいえ、どうしてよいかわからない時期が長かった、。悪い事に日本の気候異変も重なって枯れてしまう春蘭も出て来る始末だた、。

●今春、愛好家が気持ちを切り替えて明るく出直したような空気を感じた、。

それなら、今なら言える事がある、。「金閣宝から出直しましょ」、。●

「金閣宝」をお勧めする理由は数多い、。日本の春蘭である、。日本の原種である、。一級品の柄物である、。作って楽しい、。そして、金閣宝を買って損をした人は居ない(多分）、。などなど･･･、。

最近は愛好家が気を抜いた間に「大きい金閣宝がほとんど無くなった」ので、大きく作ると引っ張りだこになることは必定だ、。種木でさえ数も少ないし、。

それで過去2スレに渡って「金閣宝スレ」を入れておきました、。

今夜の所はこの辺ですが、この件はまた書いて行こうと思います、。

この件は3人の商人さんに相談してエビアンの考えを去年くらいから話した、。それが漏れて、既に金閣宝は値上がり気味です、。でも、まだまだ安い、。落ちるナイフは掴むと怪我をするけど、値上がる途中の蘭は買える、。

「花物は朱雀門で行きましょう」と言うつもりはありませんが、出性もハッキリとしない妙な「紫ベタ」を「朱雀門」の十倍もお金を出して買うくらいなら、日本春蘭であり、原種であり、やたらには増えない「朱雀門」をお勧めします、。こういう所から出直しましょ、。

他には、鉢数が少ないけど「不動丸」、。

確実に展示会出品が出来る蘭なら「志摩の夕映」「遠州小町」「富士の夕映」なども持っておくべきです、。「増えても安いじゃん」と言うな、皆な が買えば高くなる、｡･ﾟ･(｡つ∀≦｡)･ﾟ･｡

ぶっちゃけた話、金閣宝や朱雀門や古典楽鉢を買って、金銭的に損をした人は居ないでしょ、。

●ボタン・カリン・タンポポが咲いた!!!,、。

ボタンが開花すれば「蘭室の窓を開いて春作へＧＯの合図」だ、。(エビアンはそう決めてる）

今日にでも蘭室の全部の窓を開こうかな、。それで、まずは「薬剤の散布」の予定、。早くしないとゴールデンウイークには暑くなってる可能性がある、。だから、まず殺菌殺虫剤、その後で施肥、。

上掲のタンポポは「さきたま古墳」と「多摩川土手」で友人が採取してくれたもの、。花弁の裏側に紫色のアントシアニン色素を発色しない日本固有種に非常に近い個体、。花弁の裏側まで黄色いタンポポなんて、そうは無いよ、。貴重品だ、。

偶然だけど、このスレッド１７７７は、２０１７年だし、４月１７日だし、evian1117だし、こりゃ「金閣宝」は今後再び出世するなぁと予感、｡･ﾟ･(｡つ∀≦｡)･ﾟ･｡