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◆2017年7月28日、。 三河楽鉢の金繕いが完了した。 この鉢は昨年初夏の頃に入手し、繕いに出して一応出来上がったものを、今年2017年2月のトップ画面に使用した鉢、。 今回は、2月に掲載した後に再度繕いに出して、「金繕い」を施してもらったので掲載、。 「繕い」というのは、一般の陶磁器の世界で漆や金や銀を使って「ひび(ニュウ)の入った部分」や「欠けた部分」や「割れてしまった部分」を美術的価値あるように補修し、愛玩する道具に生き返らせる技術のことだ、。 古典園芸界に於いては、この「一般的な繕い」という技術は重要視されず、「ひび割れも欠けや割れ」も何も無かったかのように「あたかも無傷であるかのように修復する」のが当たり前に通用して来た、。「誤魔化し技」で補修して来たのだ、。これを高価に売りつけるというのは、一種の騙しとか詐欺のようなものなのだ、。そういう風な技術が一般化して来た、。 「割れや欠け」があろうが「にゅう」が入っていようが、鉢の文化的な価値には何も関係はない、。価格的には「無傷完品」には及ばないかも知れないが、150年前に短冊家や浮田楽徳たちが精魂込めて製作した鉢であることに変わりはない、。大戦争や火災や地震や洪水などという日本列島に住む者には運命のような苦難を乗り越えて受け継がれて来た鉢々である、。大切にしてやりたい思う、。 それで、こそこそ隠れるような補修をするのではなく、堂々と「金繕いを施して繕い痕も全部丸ごと楽しむ」ようにするのが今後の楽鉢界の正しい姿ではないかと考えるようになった、。 このような考えに至った原因の第一は、「決定的に古典楽鉢の現存数が少ない」からだ、。 「ひび割れがある」「欠けている」などと傷物扱いして破棄できるほどの数が園芸界に現存していない、。金繕いを施して大切にし、後世へ引き継ぎたいと思ってる、。 この本を読んで(写真多し)「金繕いを楽鉢界も始めましょう」などという気は無い、。「金繕い」の全てが理解できる本だとは思う、。1800円。 <ここまで「風来記」にも転載> 7月28日といえば、昔なら「土用の期間の水切り」と称して「7月23日ごろから8月1日くらいまで水を切って」、蘭にショックを与え花芽分化の促進をしていた時期だ、。 今年は発芽が終わったばかりで新芽もまだ小さく、とても花芽分化する状態には至ってない、。 今年の花芽分化は相当遅くなる予感、。 「花芽に土盛り」どころじゃないよ、。まだ新芽の発育を促さないといけないような情けない状態だ、。 奥地蘭の「細葉蓮弁蘭素心の大株」2鉢に未だ新芽が出ないし、大株の蓮弁蘭や春剣蘭で新芽の無い鉢もある、。豆弁蘭の発芽状態が悪いと言ってる人も何人か聞いた、。 ケイラン「チャボ達磨」に新芽が無いという人も多い、。 不思議なことに、大切に思っている蘭には新芽は出ているという妙な現象も見られる、。今年植え替えた鉢の発芽は悪く、何年も植えっ放しの鉢の方が発芽は良いという現象もある、。 何とも捉え所のない栄養成長期のただなかに居るという感じはあるね、。
by evian_tn
| 2017-07-28 00:03
| 東洋蘭鉢古鉢楽焼鉢
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