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◆2017年11月26日、。 寒蘭「日光」 土佐寒蘭桃花「日光」、。 関西地方での寒蘭ブームは昭和47年頃に起こった、。それまでの関西は「蕙蘭」と「中国春蘭一花」であり、突然の寒蘭ブームの来襲だた、。ブームの中心に居られたのは神戸市須磨区の婦人科医・福留金一郎さん、。 我々一般の花物愛好家はそれまで緑色一色の中国春蘭しか目にしてなかったから、緑色の葉から赤い花茎を伸ばし黄色い花が咲く「寒蘭」なるものに魅入られてしまった、。まるで信号機じゃないか、てなもんよ。・゚・(。つ∀≦。)・゚・。 福留さんが高知県の出身だったからだろうけど、「土佐寒蘭のブーム」から始まった、。(ていうか、初めは土佐寒蘭しか無いものだと思ってた)、。その後、「紀州寒蘭」が知られるようになり、次いで「薩摩寒蘭」が知られるようになった、という順番だた、。 「土佐寒蘭」は「西谷物」というのがブランドで、そこから出る蘭は桃花か黄花に咲くというのだ、。それで山採りの花未確認物でさえ高価に取引されていた、。愛好家が直接高知県や和歌山県や鹿児島県へ売ってもらいに出かけるんだから、相手から見れば”やりやすくて仕様がない”状態だったろう、。だからブームが過熱した時に、寿楽園を初めとする商人たちが「自分達へ卸せ、上手く相場を作ってやるから」と持ち掛けたのだが、産地の百姓共は「自分で高く売れるのに、なんで半値であなた方に売る必要がある?」と言って断り、商人達は寒蘭から一斉に手を引いた、。商人が間に入らない世界がどうなるかは明らかだった、。一巡は売れるが、そこからは続かない、。5~8年ほど続いた寒蘭大ブームは雪崩を打つように終わった、。 「土佐寒蘭・桃花」は、絶種した幻の桃花「武陵」の幻想を追い求めるブームだた、。「武陵」は絶種してしまっているので、代わりに登場したのが「日光」だった、。芽の100万以上した、。それでも我も我もと日光を買い求めたんだから、それはそれは凄いブームだた、。(絶種した土佐寒蘭桃花は「桃源」じゃなかったか、とご常連からご指摘メールが来た、。そうだったかも、。記憶だけで書いてると、こういう間違いを犯す、。一応訂正しておきます。) 当時エビアン棚へ出入りの「コーさん」という台湾出身の帰化人に「ちょっと本格的に寒蘭へ行ってみようかと思う」と伝えたら、「遅い。もう遅いねん。今から行ったらお客さんにされてしまう。」と言ってエビアンを止めた、。結果的にはコーさんの言葉通りだった、。コーさんが役に立つ良い事をエビアンに言ったのは後にも先にもこの1回だけだた、。・゚・(。つ∀≦。)・゚・。、あとは自分の扱う蘭を売り込むことばかりだ、。コーさんの言葉に従って、過熱相場を行かせて、値下がってから目星を付けておいた欲しい蘭だけを買った、。それでも例えば「白妙」は3枚葉中木1本70万という買値だった、。 「日光」は金沢の商人・堀喜雄が交換会へ出品したものを買った、。案外安価だた、。加温すれば真っ赤なハカマを揚げて真っ白の本葉を出す、。案外気品がある、。桃花というよりは赤サラサ花だ、。丈夫だし作り易い、。花は好き嫌いが分かれるかも知れない、。天弁には必ず折り鶴が出る、。上画像は昨日水をやった直後の撮影だから濡れていて見えにくくて申し訳ありません、。 「爪楊枝」を2本、持ち手部分をビニールテープで巻いたのを用意する、。これで寒蘭の花弁を挟んで「巻きずし」を作るようにクルクルと巻いて花弁のヨレを手直しする、。手指でやると花弁が折れてしまうから、この道具があれば重宝する、。 花弁が背面へ反転する品種でも、こうやって直した画像が出版物に掲載されるから、愛好家は犠牲になる、。
by evian_tn
| 2017-11-25 23:33
| 寒蘭・杭州寒蘭
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