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![]() ![]() ◆2018年4月14日、。 三河鉢の陶土の色 チョッと誤解があるといけないので追記しますが・・・ 先日来書いて来た「手嶋揫二と西端楽」の件は、愛知県碧南市西端地域の郷土史からの抜粋記事です、。 あの記事から「三河楽というのは、古いのは陶土が茶色で、昭和期のは乳白色の2種類だけなんだ」と思われたら困ります、。 実際には、三河楽鉢の大部分は鉢の内側や鉢底の陶土の色は大部分が普通一般の人が見れば「鼠色」です、。 三河鉢と言うよりも、大阪楽鉢も京楽鉢も東京の福富鉢も、上から鉢の中を覗き込むと加茂黒の掛かってない所は「鼠色の陶土」をしています、。 「四十八茶、百鼠」(しじゅうはっちゃ、ひゃくねずみ)という言葉がありますよね、。江戸時代、幕府の奢侈禁止令(贅沢禁止令)に反抗した庶民が「茶色を48色、鼠色を100色」(実際は茶色は60種類くらいあったらしいし鼠色に至っては140色もあったらしい)と言われるくらい細やかに染色した着物を着たらしい、。 日本人の染め物職人の技もすばらしいが、それを見分けた一般庶民の色彩感覚も素晴らしい、。 楽鉢の窯元判定にも、この「鼠色を見分ける目」は要求されます、。京都の(京土の)鼠色と三河の鼠色とは温か味がちょっと違う、。どこがどうとは文字では書けないけど、なんかしらチョッと違う、。西端粘土が混ざった鼠色も他の三河鉢とは何か違う、。そういう所を日本人の目で見分ける必要があります、。 「古典の楽鉢」も、どこの産地の陶土で作られた鉢も、チョッと見れば全部「鼠色」に見えます、。、が、同じ陶土の色をした鉢は2つとありません、。全部がそれぞれ少しずつ違う、。 粘土の調合具合や焼成温度の違いで、鉢の土の色は1個1個違います、。 鼠色にも、冷たい鼠色から白みがかった鼠色、温かみを感じる鼠色、茶色味を感じる鼠色まで幅が広く少しずつ違いが有ります、。 西端陶土を使った古い西端楽はごくごく例外的に茶色味が強いということ、。木節粘土を使った鉢は上掲画像2枚目のような純白のものから黄色味を感じる乳白色のものがあります、。三河全体で言うと「鼠色の陶土の鉢」が多いのです、。 そういうことを知っておいて頂いて、古典鉢を楽しんで頂けたらいい、。 郷土史研究家は楽鉢の知識は0(ゼロ)ですから、あの文章が実用に向くとは思えません、。 「手嶋揫二鉢がどのようにして誕生するに至ったか」という郷土史の文章は、古典楽鉢の”鑑定の判断”には、それだけでは使えません、。、鉢の鑑定判断は、もっと総合的に考えないと出来ません、。 夜になって急いで書いたから、文章になってない、。ゴメン、。 ![]() 初っ端に早々と開花した「牡丹の花」も終わりかけ、。他のボタンは今からの開花、。エビアン自身は画像のこの株が一番好きだ、。牡丹の香りも一株ごとに全部違う、。この株の香りが最も濃厚で好きだ、。一年間手入れして、1週間だけ楽しませてくれる、。散りかけのボタン画像・・・、。
by evian_tn
| 2018-04-13 23:35
| 東洋蘭鉢古鉢楽焼鉢
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