九華の新芽 No.1965

◆2019年7月19日、。　　　中国蘭「九華」の新芽、。

7月20日、。「夏の土用の入り」、。暦の上での「夏の終わり」、あと2週間で「立秋」、。

関頂、。5本立ち、。

以前掲載の大株とは違って、こちらは5本立ち、新芽2本なのだけど1本は右側親木の隠になって写ってない、。「関頂」はこれくらいの大きさの時には非常に作り易い、。大きくなると枯れたりするけどね、。

松村慶華梅、。細葉慶華梅の内、松村謙三氏の手を経て世に出た分を愛好家は「松村慶華梅」と呼んで可愛がっている、。細葉慶華梅と見た目上に変わった所は何も無い、。大切にされすぎて株分けを繰り返すから性質は案外弱くなってしまってる、。本来は「細葉慶華梅」に過ぎないのだから丈夫である筈なのだが、。

大一品、。もうどれが新芽なのかの見分けも付かないが、袴が初々しいのが新芽なのだろう、。エビアンは植え替えるとダメで傷めてしまう、。機嫌が直るのに植え替え後3年はかかる、。株分けに弱い、。

程梅、。昨秋に株分けして植え替えたのが悪かったのか発芽が遅かった、。ようやく左右に各1本ずつ発芽した、。花はエビアンところでは丸く咲かない、。開花間際の蕾の時に最も見応えのある凄みを見せてくれる、。太い花茎と紫色濃い筋が蕾の裏側に現れる時が最も好きだ、。

南陽梅、。多分、この蘭は「南陽梅」では無いと思う、。密かに「南陽梅」が売りに出るのを待っているが、各地を見て回る訳でもないから入手できていない、。以前に大株を枯らしてしまった、。

崔梅、。作りよくて不思議に枯れない、｡･ﾟ･(｡つ∀≦｡)･ﾟ･｡、捧心の色に妙な色気がある、。

老染字、。以前は売り物が多く出たのに、ここんとこあまり見ない、。株の迫力の割に花が小さめなのが唯一の欠点だが、花色といい花形といい玄人好みする九華なのだ、。

細葉ケイラン、建蘭「加治谷」、。

右手前の奴子芽の柄が最も良い柄、。左奥に見える派手柄は大きくなると葉先きから少し焼け込むかも知れない、。一番左端の新芽は地味すぎる、。ほどよい柄に揃えるのは非常に困難、。最も古い柄物だからね、大切に思ってる、。

韓国春蘭・白虎斑「天星宝」、。

韓国春蘭の白虎斑だから天冴え品で、発芽は遅い方が良いのだろうが、逆に発芽が早かった、。だから葉元の方にしか柄が出てないが、今はこういう柄物が好まれてる、。肉厚葉、。

18日、。午後3時前、雨が降りそうな天候だったから庭へ出て蘭の水やりを始めた、。外棚の九華に水をやってたら伊丹空港方面から京都方向へヘリコプターが次々と3機もエビアンの頭の上を通過する、。「祇園祭の取材かな」と思ってたら、京都で「京都アニメ」と言う会社が放火されて大火災だったことを水をやり終わって自宅のPCを見て知った、。多数の若い命が奪われたようだた、。気の毒に、。

19日になって、このニュースは世界の国々のトップニュースで報道されるほどこの「京都アニメーション」というのは有名企業だった事を知った、。「世界の損失だ」とも言われるほどの会社と社員さんたちだったようだ、。多くの若い才能を失った、。

昭和42年頃、建設省建築技術研究所の指導の下、大手5社の研究所から各4名くらいずつ派遣された社員を集め、中之島の旧電電ビルの1室を燃やす研究が行われた、。ビルの1室を燃やし、測定計器と目視とで観察したのだたが、実験開始から10分間ほど後に「屋上へ緊急避難！」という場内放送で階段を駆け上がったが、ビル火災では階段は排煙塔の役目しかせず、煙の中をなんとかかまぼこ状の屋上へ逃れた、。その時は皆な で笑い合ってたが、後から思うと危機一髪のところで命は助かったのだた、。ビル火災では階段は逃げ道には向かない、。

「京都アニメーションのビル」を見ると、フロアー中央に円形のラセン階段がある、。ここへ毒ガスを含んだ熱く熱せられた黒煙が集中したに違いない、。他に逃げ場は無いような設計のビルだった、。外階段の非常階段も無かった、。

これ、日本が海外向けに流してる広告なんだけど、カッコいいよな～、。こんな国かと思って外国人が押し掛ける筈だよ、。↓福島県「相馬野馬追」