◆日本春蘭円弁素心「一休」、。 No.192

◆２００７年１２月２９日、。

◆日本春蘭・円弁素心「一休、」、。今年、なぜか人気高かった蘭の筆頭品種、。韓国が買うのは理解できるが、何故中国が買ったのかが分からない、。
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◆２００７年１２月３０日、。
今年も様々な事を教えられた年だた、。
日本各地方の気候の違い、ても、理屈では理解しているつもりでいたのだが、実際に例えば東北地方の厳しい気候などは、体験談を画像などの形とともに見せられないと、理解し難いものだ、。逆に、九州地方には、大阪に居ては理解のできない気候があって、その地方に合う蘭というものがあるのだろう、。今までは、「NHKの天気予報」で知らされる各地の気温程度しか分からず、数字からは計り知れない部分など、考えも及ばなかった、。偉そうに、日本各地の人に、概論では東洋蘭作りなど述べられないと思い知った年だった、。
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中国で、東洋蘭界にあった投機資金が、一つの殺人事件と、株式や土地投資へ流出したことをきっかけに東洋蘭の動きが鈍り、中国へ売ることで成立していた台湾蘭界の動きも停止した、。
逆に韓国では、今までの柄物がブームの時間の経過で少し安くなり、替わって花物が急に人気を増した、。この傾向は来春へかけて益々強まるのだろう、。「一休」が集められたのはそういう訳だった、。
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我が日本国は、これが問題なのだが、シラケ易く、飽きやすく、不景気もあって、なかなか思うようには人気が続かない、。昔から、歴史が教えるように、独自の文化を作るのが苦手な民族なのかも知れないが、どうも外国に影響されやすい、。中国・台湾や韓国など放っておいて、日本独自に東洋蘭文化を作ればいいのだが、そうは出来ないのが現実だ、。
来年も他国の影響に一喜一憂する年になるのかと思うと気が重い、。悲しい事に日本の商人は、外国から蘭の注文があれば、日本人愛好家棚から強引に買い出して外国へ売るから、この点では”自己責任”で”自己防衛”してもらうしか棚を守る方法はない、。風来記でもいち早く知らせたいのだが、商人の商売の邪魔はできないし、質問もないのに押しつけがましく教えることもないので、山の頂上を過ぎて、影響が少なくなってから少々書く、と言う事が多い、。
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来年も、どんなことでもいいから、話題の多い年であって欲しいと願う、。良くも悪しくも話題が無くなれば終わりだ、。