◆豆弁蘭の見好い並品 No.231

◆2008年3月13日、。
展示会帰りの蘭の整理が終わってない、。どこに置いてあった蘭なのかが判然としない上に、どう見ても置き場所が２０～３０か所不足しているんだもんなぁ～、。ギッシリ・ビッシリと蘭が入ってるのに入りきれない蘭が３０鉢以上ある、不思議やなぁ～、。
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◆今展示会では「実生のチャボラシャ」をいくつか見た、。韓国で40万円で買ってきた友人から20万円で買い取ったのを商人に”欲しいなら売ってもいい”と持ち込んできた蘭２株も実生だった、。嘘は言わないいい老人なので、その友人てのに騙されてるんだろうが気の毒なことだった、。商人も「良いものを見せて頂きました、」なんて言いながら遠回しに断っていた、。
「実生蘭」はあくまでも「実生です、」と言って流通させるべきだろうなぁ～、。春蘭界が無茶苦茶になってしまうよ、。
「富貴の光」のF2覆輪ものが人気なんだそうだ、。でもな、チョッと待てよ、。愛好家に売って、今度愛好家が殖やした時に買い戻せるのかな？、その時にはもっといい実生物が出てるんじゃないのかな？、。生産者→商人→愛好家という一方通行の蘭界にしてはいけない、と思うけどなぁ～、。
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◆画像は豆弁蘭、。良型並品、。豆弁蘭が開花する季節だ、。１～２品種、余剰苗に出せるのが咲いている、。
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◆2008年3月14日、。
いよいよ今シーズンの一番の山場、第２土日にかかる、。全国各地で展示会が開かれることだろう、。
韓国の全国大会も開かれるので、関東や九州などの商人は今日には大挙して韓国入りする筈である、。
日本の蘭界は過去数年間は中国に振り回された、。今年からは今度は韓国に振り回されるのだ、。
◆中国は皆の注目が薄れたのをよいことに、密かに日本から「九花」や「中国春蘭」を買い集めるのだろう、。中国のやり方は表立って目立たぬようにしながら、安価に日本から持ち去る、。一時は２００００円くらいまで安くなった「程梅」も、ここんとこ流石に値上がり気味で、３～４万円まで持ち直してきている、。
◆韓国は実生チャボなどを生産販売（販売は日本人商人がするのだが、）しながら、日本から風来記ページに書いたような品種を今後も買い続けるから、韓国行きの蘭は日本で高くなる、。そういうことが判る春になると思う、。
愛好家は間違っても「実生蘭を買って、日本春蘭を売ったりしないこと、」が重要だろう、それが棚を守ることになる、。