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![]() ◆2010年10月30日、。 東洋蘭の古典鉢 「東洋蘭風来記」では「東洋蘭の古典鉢」を取り上げることが多いけど、過去の、いわゆる「古典鉢の銘品」はほとんど書いてない、。持ってたんだけど手放してしまったから、今更なぁて気持ちもあって書くことは少ない、。だから「風来記」で取り上げる鉢が全てではありません、。 本当に高価格な古典鉢という分野は別個に存在します、。 「京楽焼き鉢」に少しの市場性が出たのは、せいぜいこの10年程度のことだし、今回のように「中国の釘彫り鉢」に人気が出るなんて、「盆栽鉢の世界」の人は誰れ一人も予想もしなかったでしょう、。 昭和40年代から50年代初めに「盆栽鉢」の本が数冊出版されたが、その本の中には「京楽焼き鉢」も「中国の釘彫り鉢」も登場しない、。つまり、当時の盆栽界から見れば、「取るに足らない植木鉢、」だった訳です、。 「東洋蘭風来記」は、その時代時代に人気の良い分野を取り上げて行くのが持ち味なので「楽鉢」も「釘彫り鉢」も書きますが、本格的盆栽古鉢愛好家は苦々しい思いで今の流行をご覧になっていることでしょう、。 本当は「古典の盆栽鉢」という高級品は上画像のようなのをコレクションする人達の分野です、。今月のトップ画面で取り上げている楽鉢画像を提供して頂いている西口さんて人は、こういう「高級高価な古典鉢コレクター」の方です、。 蘭界も変化し、「楽焼き鉢」などが少し見直される機運にあるのを感じて、エビアンが「京楽鉢」を書いているんですが、それが全てではありません、。 でも、こういうの、どうせ手が出ない世界だからねぇ~、「古典楽焼き鉢」で遊ぶのがいいかもなぁ~、。(画像は2008年・華幸園の植木鉢展示会より、) --------------------------------------------------------- 月末が近づくと、翌月の紹介鉢の画像制作に忙しい、。次回は画像15枚程度と多いので時間をかけた、。風来記の鉢画像には風来記スタイルてのがあって、エビアンの好みの雰囲気を出すのに工夫が要る、。自分で撮影すれば苦労は少ないのだが、所有者が「自分の鉢はこんな風に見えるのがいい、」と思って撮影された画像を、風来記風に作り直すのに細かな作業が必要になるんだ、。背景を切り抜いて無地にしてから色付けしグラデーションをかけたりするから、。 今回は「手島鉢」、。「手島揫二の鉢」に関しては、もう、エビアンが「ここまでは出そう、」と思う情報の限界に来ているから目新しい情報は少ないと思います、。これから後は、出せない部分です、。楽焼き鉢の研究は手島鉢から始め、ある時、古い本の”わずか1行の情報”によって大きな壁を乗り越えられ、後はスイスイとはかどり、ほどなく「手島鉢」の研究は終わりました、。「手島」に関しては、奥歯に物の挟まったような表現になると思いますが、お許しください、。 -------------------------------------------------------- で、31日午前2時、「手島揫二の落款入り京楽焼六角鉢」を3点、風来記ページにアップして来た、。フ~~、大した解説分も書かないのに緊張したよ、。・゚・(。つ∀≦。)・゚・。 それぞれについて、エビアンがどう思っているか、手島鉢をもっと詳しく知りたいと思われるだろけど、書ける範囲は書きました、。ま、この辺で・・・、。 ▲
by evian_tn
| 2010-10-30 00:58
| 東洋蘭鉢古鉢楽焼鉢
![]() ![]() ◆2010年10月29日、。 東洋蘭「寒鳳蘭」「辺塚蘭」 40数年前、東洋蘭を始めた頃に、ご多分にもれず東洋蘭関係書籍を読み漁ったものだた、。と言っても東洋蘭の書籍はあまり多くは出版されてなかったのだけどね、。その中に「寒鳳蘭」「春鳳蘭」「辺塚蘭」という記述があって、しかし写真は載ってない、。どんなランかなぁ、て気持ちを持ち続けてきた、。 「広葉細葉の恵蘭」や「台湾春蘭」ばかりが交換会に出品されるだけで、上記の蘭などはいくら昔の蘭会といえど目にする機会はなかった、。観棕竹などは交換会にも出た、。萬年青も少しだが出た、。「金稜辺」は既にブームが終わって久しかったので見なかった、。ときどき、「日章」「月章」「常盤錦」程度を目にした程度だた、。 最近になって、「寒鳳蘭」や「辺塚蘭」を入手できたのだけど、この両者の見分けが付かない、。画像の蘭も「寒鳳蘭の小松錦」か「辺塚蘭の縞」かのどちらなのかが分からない、。葉は照りがあり、ギザのないツルツルピカピカした葉だ、。 ま、分からなくても構わないんだけどね、。気になるからね、。 いくら「秋の土用」の期間とはいえ、昨日までクーラー、今日からヒーター、てな急激な季節変化は止めてもらえないだろか、。体が委縮してしまって慣れるのに苦労するよ、。厚着は嫌いだからシャツ1枚で通してるけど、ストーブは使ってる、。ラン室で蘭達が植え替えを待ってるのになぁ~、。 ▲
by evian_tn
| 2010-10-28 21:05
| 東洋蘭(春蘭)
![]() ![]() ![]() ◆2010年10月26日、。 東洋蘭「寒鳳蘭」 乾いた冷たい北風が吹きつけて窓の外のヨシズをパッタンパッタンやるもんだから賑やかではある、。こりゃ大阪に吹く風じゃないな、なんか関東地方に居るみたいだ、。木枯らし1号、。雨の後はやはり寒くなったな~、。 今日届いた蘭と先日来根を乾し上げてた「鶴の華」「瑞玉」と、葉が黄ばみ始めた広葉蓮弁蘭「点蒼梅」「荷花弁大輪」との7鉢を植え込みするのに、ダンボール箱飛び交う台風の中を勇敢にも立ち向かう戦士のような気分で外に居たよ、^^、。明日はもっと寒くなるんだそだ、。 23:30分、蘭室で気温7℃、。インドネシアでは地震と噴火、。普通じゃないね、。 あっという間に月末だな~、。 来月のトップ画面と風来記ページの鉢画像作りをした、。画像10枚以上になる、1スレッドに収まるかなぁ?、ちと無理があるな、1スレッド当たり最大500KBまでだから、。軽くしてみよう、。 ・・・・・駄目だた、。どうしても駄目だ、。画像15枚では500KBに圧縮し切れない、。これ以上無理すると画質が思いっ切り落ちてしまう、。このスレッドの上画像「寒鳳蘭」の2枚目全体画像は圧縮してみたのだたが、結果は画質が落ちて見るに堪えない画像になっている、。借り物の鉢画像を使わせてもらってるのに、悪い画質じゃ申し訳が立たない、。2~3スレッドに分散掲載しよう、。 「手島揫二鉢ファン」の方はお楽しみに・・・、。 動画部屋に「レイチャールス」の「Lucky old sun」をアップしてるけど、昔のレコードの歌と感じが違う、。同じ曲でも都度都度で歌い方を変えられるとな~、思い出に繋がらないんだよなぁ~、。好きな曲なんだけど、。 日本の歌手でも年齢と共にゆっくり歌うようになる、あれも間延びして初めの頃の感動が伝わらないね、。歌てのは時間と連動していて、その曲をよく聞いた昔へ帰れる、。だから何時までも同じ歌い方をしていて欲しいと願うんだけどな~、。 ▲
by evian_tn
| 2010-10-26 13:51
| 東洋蘭(春蘭)
![]() ![]() ![]() ◆2010年10月24日、。 恵蘭「達磨中斑」「達磨中透け」 恵蘭「達磨」は、えーっとぉ「台湾報才蘭」だたかな、。普通に大きい分には作り易いのに、チャボ系になると性質は癖が出るようだ、。成長が遅くなる、。水が切れると葉に傷が出る、。まだ3年ほどしか作ってないけど、培養の要点がまだ分からない、。加温があれば話は別なんだろけど、無加温栽培でのコツがまだ掴めてない、。それで今回は「プラ鉢にサツマ土単品植え込み」にした、。楽焼鉢はギブアップしたよ、^^、。3枚目画像の右側にある大きな地味柄も「達磨」だ、。花を楽しみに作ってる、。 近所の町医者でエビアンにとっては主治医とも言える人が亡くなられた、。自分の体のことを知っていてくれるお医者が亡くなるというのは心細いもんだ、。いい先生だったのになぁ~、。相談して話してるだけでチョッとくらいの体調不良は治ってしまうような気になる先生だた、。治る病気てのは近所の薬局と近所の町医者とで治るもんであって、病院じゃないと治せないような病気は病院でも治せない(ん?)て思ってる、。・゚・(。つ∀≦。)・゚・。 雨だた、。 悪い予感てのは的中するもんで、この雨のあとは寒くなりそうな感じだ、。まだまだ植え替えは進んでないのに、。 日曜日てのはCSテレビも先週見逃した人向けの再放送ばっかで、日曜日から始まるエピソードは無い、。CSテレビはつまらないから日曜日はBS放送を見る、。ほんじょうまなみさんの「トラベリックスⅢ」など紀行物が多い、。日本中・世界中の景色や人々の生活を楽しめる、。自分では生きては決して行くことは叶わない世界の風景を見るのは好きだ、。大阪に生まれた事を唯一よかったと思える時間なんだ、。前にも書いたと思うけど、大阪人は日本中世界中どこを見ても「綺麗やなぁ~~、」と感動できるんだ、。これが中途半端に景色のよい府県に住んでてみろ、こんなことなら自分の住んでる所の方が綺麗だた、なんて旅行に出た事を後悔するだろからね、。大阪人にはその後悔の心配はない、(^∇^)アハハハハ!!!、。 ▲
by evian_tn
| 2010-10-24 00:03
| 恵蘭(蕙蘭)ケイラン
![]() ◆2010年10月21日、。 東洋蘭春蘭植え替え 展示会を終えるといつも、なんか、こう、一種のエアポケットのような状態に入り、”植え替えしなきゃなぁ”、て思いつつ、体が動かない、。昨夜のインフルエンザ予防接種のせいかな、とも思ってみるけど、やはりいつものエアポケットだろう思う、。 土を洗う話を書いたけど、実はあの時、用土を洗うこと自体が面白くなっていて、土洗いばかりしてて植え替えは左程進んでないのだた、(^∇^)アハハハハ!!!、どうしようもないな~、この性格は、。 画像は洗った用土で植え込んだ鉢の様子だけど、最近エビアンが以前から買ってる配合用土に白い土が入ってる、なんだろか?、この土は、。売った商人に聞くと「日光砂」だて言うけど、違うだろよ、。サツマ土に混ざってる白サツマのように見える、。画像を見た人はマグアンプに見えるかも知れない、。マグアンプではありません、。 植え替えの終わった鉢表面は大体こんな様子、。竹島健太郎はこの中へ更に生の赤玉土が部分的に地図状に固まって、鉢表面に絵模様を描いていた、。竹島さんが植えた鉢表土は、こんなにゴツゴツ・デコボコしてなかったように思う、。もっと平らかったような記憶がある、。スプーンですくって口へ入れるとサラサラ溶けそうな感じだった、。画像のは口へ入れるとガリガリ・ジャリジャリするように見えるから、まだ駄目、。 この上から「黒土」を乗せると画像の表土は見えなくなるから、今秋は黒土を乗せない鉢も多い、。 竹島さん棚は、何時訪問しても鉢表土はシットリとしていて(水気があって)、だけど、板の棚は濡れてないのだった、。本当に不思議で仕様がなかった、。分厚い板を敷き詰めた棚に鉢かけに掛けた蘭が並んでいた、。 こういう植え込み方をした場合には如雨露潅水なんだろな、。水道の蛇口にホースを突っ込んで蓮口からザーザーと勢いよく水やりなどしたら、表土が飛び散るんだろな、。如雨露は1リットルのを使用していた、。棚の横に金魚が泳ぐ壺が置いてあって、その水を使用している様子だた、。(なんしろ水やりは見ていない)、。鉢底から水が流れ出たり、棚がビチョビチョになってしまうような水やり方法ではなかったんだろう思う、。 まぁ、そういう水やりが出来るようになるには「水かけ3年、」てことなんだろな、。ホースに蓮口でいいなら「水かけ3日、」で十分だろから、。 ------------ なんか、鉢数ばっか増えて行くなぁ~、。遠っくに棚は満杯の筈なのに5鉢ほど増えると、こっちの鉢をあっちへ動かし、あっちの鉢をそっちへ動かしたり工夫して、3丁掛けを4丁掛けにしたり、終いには4丁掛けの鉢と鉢の隙間に菱形の空間を見つけては小さな鉢はそこへ落とし込む、。。・゚・(。つ∀≦。)・゚・。、なんだか、パズルのようだ、。それでも蘭は絶えず買って棚の新陳代謝を図ってなければ、動きが止まれば棚は確実に錆びる、。 風来記常連さんで、昨年、手持ちの蘭の大部分を他人にプレゼントしてしまい、今また買ってる人が居られる、。真似はできないけど、一つの方法ではある、。気分新たに蘭作ができるものなぁ~、。誰も今さら欲しがってくれないし売れもしない蘭で棚をいっぱいにしてるよりは遥かにいいよ、。 ぶ、地面に鉢掛けに掛けた4鉢があるのを忘れてた、。あと4鉢がどうしても入らん、。・゚・(。つ∀≦。)・゚・。 ▲
by evian_tn
| 2010-10-20 18:44
| 東洋蘭春蘭植え替え
![]() ◆2010年10月19日、。 東洋蘭・春蘭展示会 前スレで大阪の春蘭春季展示会を咲くやこの花館から撤退させる記事を書きました、。エビアンの予想に反して、多くの反響を頂きました事に対しまして、感謝しています、。 大阪の会は、元々は昭和24年設立の「恵蘭の交換会」を母体としています、。もっと言えば「台湾大明蘭の”鶴の華を人気するために設立された交換会」なのです、。現存する交換会としては日本最古の交換会ということになります、。この意味において、他の愛好団体様とは活動の主体が全く異なります、。 今から35年ほど前の昭和50年前後、「寒蘭柄物ブームの頃」に余剰の歩金を貯めていてもしかたがないので、エビアンの提案で「春の展示会」を始めたに過ぎないのです、。主体は交換会であって、展示会は添え物という考えは今も変わっていません、。その展示会会場を(展示会と交換会とを同時に開催できる会場へ)チョッと変更させてもらったのです、。 この趣旨をご理解頂きまして、見守って頂きたいと思います、。 ------------------------------------------------------------ ◆「咲くやこの花館」の久山(くやま)館長さんから電話あり、。長年の御礼を申し上げた、。お礼の言葉も頂いた、。 久山館長は日本の園芸界では有名な人で、NHKテレビでもお馴染みの人だ、。来月11月7日と14日放映の「NHK趣味の園芸」番組では、「園芸史」のお話をされるそうだ、。 久山館長も仰ってたが、中国は文革時に植木鉢や資料的古書を本当に全部に近く破壊焼却してしまったようだ、。 ◆中国各地で「反日デモ」が起きている、。(今回ではないが、)エビアンへ送られてくる中国人からのメールには、「日本人は全員、この地球から居なくなって欲しいと思う、」と書いてある、。 日本政府やマスコミの論調は「中国人民の中国政府に対する不満のはけ口としてのデモ、」のように言われているが、人民の本音とは違う、。彼らは本気だ、。まさに日本人に対してのデモだと受け止めた方がいい、。日本人は呑気すぎる、。本当の意味での日中友好なんてあり得ない、。 ◆さて、明日は「秋の土用の入り」だ、。「秋」は今日で終わり、。 今日も暖かだったけど、「土用」の2週間の期間が過ぎれば「冬」になる、。急に寒くなるかも知れないから、植え替えしよう、。インフルエンザ予防接種してきた、。ちと微熱、。 「蘭」に「鉢」にと誘惑の多い秋だったなぁ~、^^、。欲しいものだらけ、。 面白い話も沢山あるんだけど、差し障りがあって書けないエピソードが多いのが残念、。蘭界の裏エピソードは面白いぞ、。・゚・(。つ∀≦。)・゚・。 ▲
by evian_tn
| 2010-10-19 15:17
| 東洋蘭春蘭展示会
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ◆2010年10月17日、。 春蘭展示会 朝9時に集合してから、会場設営展示会準備、出品受付、展示品飾り付け、審査(全員投票)、観賞、交換会、搬出と清掃と続くので人の切れる暇がない、。人の写って無い会場を撮影するのは至難の業なんだ、。準備段階の画像も混ざってます、。おっさんや爺さんの姿画像なんて見たくないでしょ、だから、。 駄花ちゃんの発案で「蘭と蘭鉢のコラボ展」てことになった、。案外よかったかも、。 商人さんの出品で「五柳鉢」が2つも出てきたのには驚かされたけどね、。・゚・(。つ∀≦。)・゚・。 来春からは、「春季展示会」もこの「秋季展示会方式」で一日限りでこの場所で開催するつもり、。20年間続けた「咲くやこの花館」から撤退した、。 ![]() ![]() ![]() ▲
by evian_tn
| 2010-10-18 00:53
| 東洋蘭春蘭展示会
![]() ◆2010年10月16日、。 東洋蘭春蘭展示会 ちと、秋季展示会に行って来ます~、^^、。 下スレに、2007年11月~12月に掲載の「紅梅仙」「紅明」「女雛」「寰球荷鼎」についてのスレッドを再掲載しました、。あの時に書いておいて良かった、^^、。今じゃ忘れてる事も多いから、。 ▲
by evian_tn
| 2010-10-16 00:33
| 東洋蘭春蘭展示会
![]() ◆2007年12月15日、。中国春蘭「寰球荷鼎」 「寰球荷鼎」という蘭そのものが、どういう経緯でどうして登場したのか判然としないのだが、商人筋の導入品である、。一般の商人にも宣伝されていたらしく、恵蘭の交換会のアンコに客が「寰球荷鼎とは、どういう蘭か?」と聞くと、「緑雲の赤花だす(です)」と関西の商人が説明していたから、そういう風に言えと聞かされていたのだろう、。 -------------------------- ◆小原秀次郎が死んだのは、多分、昭和50年の秋だったと思うが、その直前に小原から届いたハガキには「緑雲4本400万円、寰球荷鼎3本600万円がありますが、いかがですか、」と書かれていたから、「寰球荷鼎」の登場は、それより2~3年逆上る昭和47年前後の事だったろうと思われる、。「寰球荷鼎」の人気には小原とミヤクンが関わっていたように記憶する、。(昭和57年は間違い、47年に訂正、)、。 この時間的曖昧さを御承知の上で御読みいただきたい、。 -------------------------- ◆昭和47年頃突然「寰球荷鼎」という蘭が登場した、。噂では、1本250万円ということだった、。これを「春蘭・日本昔話・スレッド156紅梅仙」に登場した東京のキャバレー王・小浪義明さんと当時売出し中だった新潟のヤクザの親分Nさんとが、半片づつ歩乗りで4~5本を1200万円(多分そうだった、1500万かも知れない、)で買い入れた、。(すみません、当初、昭和57年頃、と書いてしまいました~)、。 ◆ヤクザの親分Nさんは、同じ時期、日本春蘭「守門山」を1本100万円で人気して話題になっていた人で、総ヒノキ造りの蘭室を作り、その温室開きには全国から商人を招待して大宴会と大交換会を開いて話題になっていた、。 -------------------------- ◆さて、小浪さんとNさんとで600万円ずつ出し合って1200万で購入した「寰球荷鼎」だが、新潟のNさんが作に当たる事になった、。 1作の後、Nさんは、(なぜあんな不義理・掟破りをしたのか不思議なのだが、)小浪さんに内緒でバック1本を売ってしまい、代金は自分の懐に入れてしまったのだた、。 ◆ある日、東京の小浪社長が新潟のNさん棚へ「寰球荷鼎を見に行く、」と連絡が入った、。 さ~、大変だ、。見に来られて本数を数えられると数が合わないのがバレてしまう、。ヤクザの世界でも蘭の世界でも「掟」は同じだ、。半片歩乗りの蘭のバックを1本、無断で売ってしまっているのだから、謝って済む話じゃない、。 Nさんは小浪さんに電話して「小浪社長の歩を全部買い取りたいから新潟へ来なくても、送金する、」と申し出たのだた、。小浪さんの投資額の600万円に増え芽の分の半分の金額を払わなくてはならないのが決まりだから、恐らく800~1000万円を小浪さんに送金したハズである、。 そうでなくとも、「寰球荷鼎」のバック1本の金でも欲しかったくらいお金に窮していたNさんにとって、800万がこたえない筈がない、。借金して送金したのだろう、。 それから間もなくして、Nさんは首を吊って自殺した、。歩乗りの蘭の1本を売ったばかりに、だ、。 --------------------------------------------------------- ◆2~3年の後、「寰球荷鼎」も少し安くなったので、エビアンも10センチ程の1本に芽付きを120万円で買ったのだたが、作がかからなくてグズグズする間に「寰球荷鼎」も安くなり、ついに全額損になった苦い思い出のある蘭なのだ。 ▲
by evian_tn
| 2010-10-15 09:28
| 中国春蘭
![]() ◆2007年11月11日、。日本春蘭「女雛、」、。 「女雛」は「歌麿」や「巴御前」の故・谷嶋孝司さんの蘭だ、。谷嶋さんとは昭和50年ごろ東京中野・荒井薬師での展示会で知り合った、。後にこの荒井薬師のメンバーが中心になって「全東連」を作る事になる、。だからエビアンは当初「全東連」の副会長だた、。 - 谷嶋さんは茨城県の山採り人から山採り無選別品を買っていたのだが、「女雛」はその中から出たのだそうだ、。登録は千葉県産となっているが、実は茨城産だと思う、。後に女雛とソックリ似た蘭が出たのだが、違う荷物から出たので同じ名前にする訳には行かないから、と後の方には「男雛」と命名した、。 - その頃のエビアン棚へは、石川県金沢の堀喜雄という商人が出入りしてて、日本春蘭の大部分は堀さんが運んだ、。まだ西日本の商人が東京へ行かなかった頃のことだから、。 昭和55~57年の間のある日、堀さんが「女雛」を持ってきた、。西日本初お目見えの蘭だ、。8センチばかりの葉切れのバックと10センチほどの新木の2本の親から、葉切れバックに10センチ足らずの新木が1本と、前木の去年新木からは10センチほどの2本の新子が出ている、。前木に双子の3本立ちは売れない(非売品)だと言う、。 - それで、後木葉切れ3枚に新芽10センチ3枚葉なら60万円で売るというので買う事にして、さて堀さんが鉢をあけると・・・なんと、前木の新木に双子吹きだと見えた内の1本の新子は、葉切れバックからの潜り芽だった、。(バックの葉切れから両子、去年新木からは芽が1本、)、。 さぁ、堀の爺さんはハタと困った、。右手と左手とにバックからの3本と新木新木の2本立ちとを持ったまんま、しばらく固まってしまった、。2~3分間ではきかない、5分間くらいも固まって何も言わないのだ、。 - なんしろバックの方は既にエビアンに60万円で商談成立している、。「堀さん、どうするや?、」とエビアンに迫られ(こういう時のエビアンは声は低いし大阪弁だしで結構迫力あるらしい)、今度は「うーむう、バックの3本は売れない、」と言い出したもんだ、。 「新木新木を売るから、もう10万円付けて欲しい、」と言い出す始末、。結局、堀さんの希望通りに買い入れ、めでたく西日本初の「女雛」は新木新木の2本立ちでエビアン棚に納まった、。 ---------------------- ◆この前後、堀さんとは「巴御前」のことがあるのだが、「女雛」を買った翌年、今度は15センチほどの大きな「女雛」2本立ちを「巴御前では迷惑をかけたから、」と言って、100万円の所を2割引きの80万円で置いて行った、。 これで「女雛」は2鉢になった訳だが、2~3作してみると、どうも性質が違う、。初めの方は、葉が黄色っぽくて直線的、のびのび大きくならず締った葉姿で、そんなには増えないのに、後から来た方は葉色濃緑、あっちからもこっちからも芽が出て良く増える、。 花はほとんど差はないのだが、初めの方が気持ち平肩気味、。紅色は後の分の方が濃いような気がする、。 「女雛」と「男雛」は別種として存在する、とエビアンは思う、。谷嶋のオヤジが言ってた通りだ、。 ---------------------- ◆ともかく、あの頃のエビアンは日本春蘭の新品種が出れば、真っ先に飛びついていた、。後年、横浜宝寿園の中村君(故人)が来た時、「エビアン棚で増えているからといっても、日本中で増えている訳じゃぁなくて、まだまだ貴重なんだから大切にしなきゃ駄目ですよ、」と言われたほどだた、。 ------------- 今でも「女雛」はエビアン棚に多い、。好きなんだから仕様が無い、。 ▲
by evian_tn
| 2010-10-14 22:39
| 日本春蘭(春蘭)
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